333 FUJIFILM X70というカメラを1年使ってみました。(X70+WCL-X70)

APS-Cコンデジなのです

普段、カメラを持ち歩く際
気になるのがカメラの重さとでかさ。
いろいろ試しているうちに

「もうカメラ持ち歩かなくて良くない?」と
となってきたので、
これはいかんと「普段使いに良いカメラ」というのを
考えてみました。

「とりあえずコンパクト」「暗くなるのでズームはいらない」
「ポケットに入ればなおよし」「USBで充電出来る」等々
いろいろ考慮してみて、X70というカメラに落ち着きました。

ここに行き着くまでにSONYのRX100ⅡとFujiのX100sを
経由していますがその辺はまた別の機会。

X70のスペックは

・単焦点の換算28mm、F2,8レンズ
・USB充電
・180度チルト式モニタ


こういったところです。





チルトモニタは基本ファインダーをのぞかないで
写真を撮る僕にとってはとても使いやすく、
USB充電も、モバイルバッテリーなどの併用で
カメラ自体を扱いやすくしてくれます。

ただ、1点気になったのが
「28mm・F2.8」というスペックのレンズ。

個人的な好みとして単焦点では35mmくらいが扱いやすく
28mmではiPhoneとかぶってしまい、
それこそ持ち出さなくなるんじゃないか?という懸念がありました。


そういった懸念はこのワイドコンバージョンレンズで払拭できました。

このワイコンを装着することで
「換算21mm・F2.8」という画角・F値になり
「なにそれちょっとときめくじゃない?」というカメラに変身。

超広角の単焦点を持ち歩くことは今までになく、
結果から言うととても扱っていてたのしいカメラになりました。

反面、ワイコンを装着すると、全体が大きく重くなって
当初の目的と違うものになってしいます。
それでも「持ち歩きたい!」と思えるほど
この組み合わせはとても楽しいです。
ざっと撮影した画像なのです

ざっと撮ってみた画像を並べてみます。

ワイコン装着時は換算21mmになります。
屋内での撮影などに効果を発揮します。


Dレンジはこれくらいの感じです。


お店の中の雰囲気なんかを切り取ったり。


マクロ距離も非装着時と変わらないので
テーブルフォトなんかにもとても強いです。


iPhoneなんかでは撮りづらい、屋内の大きいものも
ぐっとフレーミングしやすくなります。


道。


池。


また、FujifilmのAPS-Cは高感度耐性が高く、
暗い条件でも結構がんばってくれたりします。


この写真とった時、
肉眼ではもっと暗い時間帯でした。


加えて、フィルムシミュレーションも多彩で
いろんな場所をいろんな条件で撮りたくなります。


また、X70はデジタルテレコンを採用していて
21mm→26mm→38mmと3段階の画角に調整できます。
(標準では28mm→35mm→50mm)

撮影前は「デジタルテレコンって要はトリミングでしょ?」と
思っていましたが、記録されてる写真を並べてみても
「ん?どれがテレコンだ?」と分からないくらいに処理されていて
これはこれでとてもおもしろいです。
X70でした!

というわけでFujifilmのX70でした。

これ1台をメインにしてもいいですし
他のカメラのサブとして持ち歩いてもよい、
すごくおもしろい1台だと思います。

・テーブルフォト
・屋内の撮影
・被写体に思いっきり寄る撮影

などを考えてる方にはすごくおすすめしたいです。

反面、
・望遠撮影
などにはものすごく弱いのです。
ズームに強いカメラとの併用をお勧めします。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする