139 【レビュー】柱を立ててディスプレイをくっつけるでやんす!(後編)



■134 【レビュー】柱を立ててディスプレイをくっつけるでやんす!(前編) | almostdead

前回、ディアウォールをつかった
マイ柱の立て方を紹介しました。

僕の部屋にある壁面棚も
ディアウォールを使ったものがほとんどなのですが
カーテンレールがジャマになったりする部分があり、
写真のように別の部品でどうにか出来ないか
試行錯誤していて、ある程度上手くいったので
後編ではそちらの紹介をしたいと思います。






今回はこの「アジャスター」と呼ばれるボルトを使っていきます。

■AD-502BZC アジャスター AD-502 1個
■AP36-M8 ステンレス鋼製 アジャスターベース AP36 1個

「アジャスター」と「アジャスターベース」で運用します。
セット売りではなく、一個ずつ揃えることになるので
そこだけ注意してください。

僕の住んでる地域で3
件ほどホームセンターを回ったのですが
アジャスターベースは見つかるものの
アジャスターが見つからず、結局上記のお店で
ネット通販しました。

3000円で送料無料なのですが、
猛烈メールマガジンを送ってくるのと
後日カタログを郵送してくるのでちょっとびっくり。

近所のホームセンターで入手できるのであれば
そちらを利用された方がいいかもです。
ただ、僕みたいにいろいろ回った挙げ句、
見つからなかったとかなると時間と労力の無駄ですから
こういったネット通販を使うと楽ちんだと思います!






アジャスターを設置するために
ツーバイフォー材に穴を開けます。






簡単に説明すると、アジャスターを
こんな感じで木材に埋め込んで
つっぱり棒的に使っていく作戦です。






というわけで、どりどりー。

M8の径は6.8mmだそうなので
8mm径のドリルがあれば良いと思います。
余裕をみるなら9mmでしょうか。

下穴を開ける手間がかかるので
簡単に済ませるなら「ディアウォール」のほうが
やっぱり便利だと思います。

前回紹介したような2000円くらいの
安い電動ドリルがあるのであれば、
百均なんかに8mmドリル頭もおいてありますし、
アジャスターのセットも300円程度で入手できますから
価格的にはこちらの方が優位です。

「大量に柱を立てるのであればアジャスター、
2本くらいであればディアウォール」と
考えるといいかもしれません。






開けた穴にアジャスターを差し込んでみます。
その時にベースの穴に印をつけます。

直接ベースを固定してもいいんですけど
穴がずれていたときにアジャスターが引っかかって
入らなくなることがあるので、こうやった方が失敗しません。

僕はテキトーにやって最初失敗してしまいました…。
ベースを外してやり直したりして
余計に手間がかかったりするので
面倒くさくてもある程度丁寧にやった方がいいと
自戒したりです。

穴を開ける作業なんかで、開ける位置を失敗しても
失敗した反対側がまだあるのでそちらでリトライすれば大丈夫です!
気楽に行きましょうー!





付けた印の場所にネジをどりどりー。

これ、取り付けてから気づいたのですけど
ネジは平頭ではなくて丸頭の方がいいんですね。
一応これでも固定できるものの少し不格好。
百均でテキトーに選んできたものだったので
なにも考えていませんでした…。
だいたいテキトーにやったことは失敗してます。






できました!
これで下準備完成です!





設置場所に置いて、アジャスターを固定していきます。

上でリンクを張ったアジャスターはボルト付きのもので、
こうやってレンチで強く締めることができます。
なのでディアウォールよりも若干堅めに固定出来るのがポイントです。

アジャスターを直接固定すると傷がつかないか気になったので
余っていた木材を挟んで強く固定させました。






前回のモニターアームを移築して完了です!

さて、ここからもう一工夫。






ドリルで小さい穴を開けます。

この程度の小ささなら前に紹介した
ハンディドリルの方がらくちんかもしれません。

■106 ハンディドリルかっこいい…。 | almostdead

ただ、ハンディドリルが1000円、
電動ドリルが2000円。
なんだかんだで安い電動ドリルってコスパ良いですよね…。






引き出しに余っていたスペーサーを
穴にねじ込んでいきます。






前回立ち上げたRaspberry Piを設置!

■136 【レビュー】Raspberry Piを購入してRaspbmを導入してみました。 | almostdead






じゃん!これで動画に強い
壁掛けディスプレイができあがりました!
わーいやったー!!

手間はすこしだけかかりましたが
かなり理想的な環境が低価格で手に入りました。

・ツーバイフォー材 500円
・アジャスターセット 300円
・ディスプレイアーム 2200円
・Raspberry Pi 3500円
合計 6500円


今回、ディスプレイが余っているところからのスタートだったので
別途揃える場合はディスプレイ代も入るわけですけど、
評判のいい三菱のディスプレイでも
17000円程度まで下がってきていますから
HDMIで接続してしまうこと前提であれば
これにPS3+トルネなんかでテレビ代わりにもなってしまいます。

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すこし話はずれますが、僕の家に配線されてあるアンテナが
あまり感度が良くなく、別途自分で室内アンテナを購入しました。

最近の室内アンテナはとても高性能で
テレビのそばに置いててもがっつり電波を受信してくれて
配線が面倒くさくなくとても便利!

トルネと組み合わせればアンテナ配線のない部屋にも
壁掛けテレビが作れてしまうので
ヘタなテレビ買うよりも、価格を抑えれて
ブルーレイまで見れてしまう環境になります。
なので、低価格のPCモニターはかなりオススメです!

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というわけで、長くなりましたが
マイ柱+壁掛けモニターのセットレビューでした!

最後に紹介したPS3+トルネ+室内アンテナは
割と僕の考える理想的な配線環境で
特に寝室なんかにはすごく良い組み合わせだと思います。
家のなかのアンテナ配線だとテレビの後ろがごちゃごちゃしてしまいますし
場所を限定されてしまったりとあまり好きではありません。
アンテナ自体も安く高性能になっていますから
こういった使い方をしても面白いかな?と思います。

マイ柱に関しては先にも書いたとおり、
クギやネジを打ち放題ですから
賃貸で堅苦しい生活をしないといけないなかで
豪快にレイアウトをいじれてしまうすごく良い道具だと思います。
ツーバイフォー材の調達なんかにすこし手間がかかってしまうものの
一度設置すれば効果は絶大ですからものすごくオススメです。
壁面を天井まで有効活用できるようになりますから
狭い部屋でも収納力が上がりますし
なによりすごく安く仕上がるのがとても良いです!

これから卒業シーズンを迎えて
一人暮らしする学生さんも増えるかと思います。
そういった新生活をされる方の
参考になれば幸いです。
自由度の高い安い暮らしたのしいですよー!!

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