話は梅雨時期の頃まで遡るのです
去年の梅雨時期に｢テムレス｣という
ゴム手袋(?)を購入して使ってました｡
テムレスは透湿性があって､且つ防水の手袋で
要は｢外からの水ははじくけど中はそんなに蒸れないよ｣
という名前の通りのゴム手袋です｡
梅雨時期は､雨の日でもレインコート(2.5層ソフトシェル)をきてれば
自転車行動でもそんなに困ることはありませんでした｡
ただ､さすがに素手だと手に当たる雨がすごく不快ですし
滑って危ないので､なにかしら手袋がほしいなと思ってました｡
いろいろ探してるときに
｢テムレスがコスパいいよ｣とどこかで見かけて早速購入｡
使ってみたところ確かに具合が良い！
確かに手が蒸れない上に
水に濡れていても滑らず､がっちりハンドルがつかめます｡
テムレスは､だいたい600円くらいで買える商品で
このくらいの価格なら破損したり､最悪落としたりしても
我慢できる金額です｡
以来､自転車のポケットに常駐するようになりました｡
だんだん寒くなってきたのです
梅雨も明けたころには
雨も少なくなり､テムレスの出番も
減っていました｡
夏も終わりに近づいたころ
だんだん寒くなってきて
｢そろそろテムレス使うかな?｣と
久々に取り出してみたところ
あまりダメージもなく
ほぼ新品状態で使えていました｡
｢すげえなテムレス…｣と関心していたのですが
さすがに夜になると若干寒くなってきます｡
テムレスは若干サイズに余裕があるので
下になにかを重ねてもいいかな?とも思いましたが､
ネットをうろうろしていたところ
｢防寒テムレス｣なるものを発見｡
その頃にはだいぶ頭の中も
｢テムレス最高｣に支配されていましたから
即購入してしまいました｡
防寒テムレス!
防寒テムレスは裏地がふわふわした素材で出てきていて
かなり防寒性が高まっています｡
ただ､これがちょっとデメリット気味にもなっています｡
後述します｡
裏地は若干堅めの素材で､綿やフリースよりも
ふわふわって感じは弱いですが
しっかり空気の層を作っていて
装着すると暖かく感じます｡
僕の用途では氷や水に手を突っ込む様なことはしませんが
冬時期に自転車で走り回っても全く寒さを感じません｡
ただ､裏地がふわふわしている分､
普通のテムレスに比べて
若干生地が厚めに感じます｡
ウォーキングなんかでは気になりませんが､
自転車に乗ったりするときなんかで
手を開いた状態に保たなければいけない時に
若干の抵抗を感じます｡
30分くらいなら気にならないです｡
1時間2時間になってくると
だんだん手に疲労がたまって来る感じがあり
｢手を開いた状態にするのがおっくうだなぁ｣と
なってきて､テムレス形状の半開き状態に
手が収まっていきます｡
ですので､自転車用途には不向きなのかなぁ?と
考えているんですけど､なんか最近は使いすぎて
手が慣れてきたのかゴムがなじんできたのか
あまり気にならなくなってきました｡
防風性能が異様に高いですから
そこはすごく自転車向きだと思います｡
余談ですが､併用している手袋は
ブラックダイヤモンドの｢デジタルライナー｣です｡
ぶらぶらと手袋を探しに
登山用品店へ行った際､
店員さんに｢自転車と登山､両方に使える手袋ないですか?｣と
訪ねてみたところ｢いいのがありますよー｣とおすすめしてくれました｡
ウィンドストッパーという生地を使っていて
耐風性も高いのが特徴で､
人差し指と親指にはタッチパネル操作可能素材が入っていて
なかなか使い勝手がいいです｡
ただ､生地は耐風性なんですけど
自転車に乗ると生地の縫い目から
風が侵入してくる様で
結構冷たさを感じます｡
加えて､親指の付け根の部分に縫い目があるので
ある程度体重を手にも預けるように
自転車に乗っていると､手の付け根の部分が
すこし痛み始めたりします｡
この辺は乗り方次第かもしれないです｡
価格が5000円ちょっとしたので
ガシガシ使いつぶそうと思ってますけど､
こちらを買った後だから
テムレスのコスパの良さに白目をむいています｡
テムレスでした!
というわけでテムレスのお話でした｡
･コスパ抜群だよ!
･梅雨時期最強だよ!
･防寒テムはすごい防寒だよ!
･でもちょっと素材厚めで注意だよ!
まとめるとこんなところでしょうか｡
普通テムが600円弱､防寒が1300円弱ですから
コスパ的には最強だと思います｡
ちなみに僕は174cmくらいの身長体格で
テムレスのサイズはLでちょうど良い感じです(程よく余裕がある)｡
普通テムの下になにか重ねる場合は
すこし大きめのものを買ってもいいかもしれません｡
さっき探してみたら
｢ジャージテムレス｣とかまであって
なにそれなにそれ!?とすごく興味！
実用性の高いアイテム､大好きです!
