先日、友人たちがお出かけしていたので
こっそり車に忍び込んで後をついて行きました。
するとなんだかんだでIKEAにたどり着いたので
前から気になっていたエスプレッソメーカーを
ついでに買ってみました。
RADIGという製品で、価格は1990円。
3カップサイズの物だとだいたい3000円弱しているので
すこしだけお安かったので、試しに買ったという感じです。
さて、買ってきたのはいいのですけど
初めて使う上に、使い方もよくわかっていません。
説明書を軽く読んでとりあえず触ってみました。
本体をねじっていくと写真のように分割できます。
そして分割したパーツのがこんな風にとれます。
主な構成はこの3パーツですね。
シンプルながらもおもしろい作りです。
一番下のパーツにお水を入れます。
ここがタンクになっていて、火を当てることで
水を沸騰させるわけですね。
安全弁が付いているので、その下までお水を入れます。
お水を入れたなら真ん中パーツを戻して
コーヒー豆をセット。
なるほど、ここがフィルターなのかぁ。
下のタンクで沸かしたお湯が
気圧の変化で上に遡ってきて、
このフィルター部分を通り過ぎることで
コーヒーを抽出する仕組みなのですね!
シンプルながらもおもしろい!
理科の授業みたいです。
ねじねじっと戻します。
しっかりしめたならば、そのままコンロへ。
ことこと沸かしていきます。
2分ほどでお湯が沸騰して
遡ってきました!
一瞬でコーヒーが抽出されて
何ともおもしろいです。
「こぽこぽ」という音がし始めたら
火を止めます。
タンクには少しお湯が残っているのですが、
空焚きすると痛めてしまうので
早めに止めるといいのですね。
あらかじめ温めておいたマグに注いでできあがり。
エスプレッソは量が少ないので
小さいマグでも3カップ分あります。
さて、お味はというと
当たり前ですが「濃い」です!
この濃さはハンドドリップと違って、
豆独特のイガイガするような味も
ふんだんに抽出されるのですが、
独特の丸みでほどよい刺激になっていて
「なるほどこれがエスプレッソの魅力かぁ」と
美味しく飲めてしまいます。
「中煎り」の豆なんかも試してみたのですが、
酸味が出る分、若干飲みづらく感じたので
やっぱり「深煎り」の豆が最適ですね。
いろいろ試してみたところ、
ざっくり思ったこととして
「濃く抽出出来る分、豆の劣化が出にくい」
という感想を持ちました。
鮮度の高い豆ももちろんすごく美味しく使えます。
加えて、すこし時間の経ってしまった豆でも
美味しく抽出してくれるのは
ハンドドリップと最も違う点かもしれません。
悪い言い方をすると「どれでも同じ味になる」になってしまうのですけど、
これは「欠点」と言うよりも「長所」と言っていい部分だと思います。
それと、ハンドドリップと違って「誰が使っても同じ味になる」ので
すごく安定して美味しいものを抽出してくれるので
エスプレッソメーカーってすごくいいなと思いました!
エスプレッソマシンは安くても1万円ちょっと、
カフェなんかに置かれてる業務用タイプだと
何十万とかするものもあるので
2000円くらいで手軽に使える
このマキネッタはかなりコスパいいです。
もちろん、エスプレッソマシンとは全然違うので
同列に考えるのはすこし話が違うので、
「ちゃんとした(?)エスプレッソはお店で、
普段使いはおうちで手軽に!」と僕は考えて使っています。
というわけで、直火型エスプレッソメーカーで遊んでみた話でした。
総括すると
・ハンドドリップと比べてむっちゃ早く抽出できる(お湯が沸いたら即完了)
・古い豆を美味しく飲むことが出来る
・安い!
こんな感じでしょうか。
まとめて言うと「扱いやすい!」ということになって、
コーヒーがすきな方にはすごくおすすめです。
お手入れも簡単で、
使い終わった後は水洗いするだけ。
金属を使っているので独特のにおいを消すため
あまり洗剤洗いなどをせずに、わざとコーヒーのにおいを
残しておくのがいいそうです。
実際、何度か繰り返して使ううちに
すこし味が落ち着いた印象を受けたので
あまりしっかり洗わないで置いた方がいいですね。
こういうところも、ずぼらな性格の自分にすごく向いていました。
見た目もおもしろいし、
使っても安くて美味しいので
結構おすすめです!
興味ある方は是非使ってみられてください。
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