最近の装備です
ここのところ、ちょこちょこ野宿を繰り返していました。
野宿ついでに山に登ったりもしたのですが、
同行している友人の装備の関係で
山で一泊という感じではなく
麓で一泊、翌日山みたいな進行です。
車を使えるので装備品はそこまで軽量化に
こだわらなくてもよく、
別の袋には炭火を扱えるよう
折りたたみの炭火台などを入れて行動しています。
そんな緩い感じの行動ですが
外で一泊するのに装備はほとんど変わりません。
ですので、基本的には背中のザックに装備は全部詰め込んでいます。
何度か繰り返しているなかで
「これ、もうちょっと簡略化、軽量化できるんじゃないかな?」
と思うアイテムがいくつか出てきました。
今回はツェルトのグランドシートを考えます。
とりあえずツェルト立てます
とりあえずツェルトを立てていきます。
■303 山に持って行った道具などを並べてみるのです(ツェルト+α編) | almostdead
ツェルトについてはこの辺にまとめています。
道具箱に余っていた袋に
ツェルト+ペグ+グランドシートを入れています。
まとめておくとパッキングの時に便利です。
ペグを取りだしツェルト広げます。
四隅をペグダウン。
ポールを立てます。
くるりと細引きを回してペグダウン。
本当はポールを立てる時にもっとちゃんと
細引きを絡ませた方がいいのですが、
何泊か繰り返しても
これで倒れる事がなかったので
現状はこうやって立てています。
もう片方も立てて完成です。
ここまでだいたい5分くらいです。
だいぶ慣れてきました。
事前に細引きをツェルトに結んでおいて、
フロアも結ぶなりしておくと
手早く展開できるようになります。
ツェルトの中です。
ツェルトの中です。
相変わらず、下は隙間だらけです。
さて、今回の主役「農ポリシート」です。
農ポリシートを床に敷き、寝床を作ります。
とりあえず、幅200cmくらいのシートを
100cmくらいで用意してきました。
このサイズで60円程度でした。
幅150のものを200で
用意してもよかったかな?と思います。
一晩明けて
一晩明けました。
おはようございます。
ツェルトの床はこんな感じです。
結構ぬれていますが、ばっちり防水できています。
一晩使ってみても農ポリシートにダメージはなく
繰り返し使っていけそう。
これはなかなか有用みたいです!
農ポリシートの重さは57.5g。
厚さは0.03mmのものを使用しました。
これまで使っていたエマージェンシーシート。
農ポリの倍サイズあるので
重量半分と考えて100g弱。
だいたい半分の重さで賄えるようです。
0.02に変えればもっと軽くなりそうですね。
ただ、この農ポリシートは耐久性の問題もあるように思います。
前に河原で一泊した時、平たい場所を選んでも
思った以上に小石があって全部は取り除けませんでした。
こういった石が多い場所だと、身体を乗せた時に
シートが破けてしまう恐れがあります。
それでもある程度は防水出来ると思うので
土砂降りでなければ問題ないとは思うのですが
シチュエーションを理解して装備品は入れ替えたほうが良さそうです。
農ポリシートはとても安価なので
破けたり、紛失したとしても
全然お財布が傷まないのもポイントが高いです。
軽量で安価、すばらしい素材です。
積極的に使っていきたいなと思います。
余談
農ポリのチェックが終わった後、
パンとバナナを焼いて朝食をとりました。
そのあと開聞岳に登りました。
山をぐるりと回りながら登るので
鹿児島をいろんな角度から見る事ができます。
標高差は900m弱あるので
登山経験の無い方にはおすすめしづらいのですが
体力に自信のある方は登られてみても面白いかもしれません。
水場がないので、水分だけは多めに持ち運んでください。
山頂に着くとおなかがすいたのと
風で身体が冷えたので
コーンスープで身体を温めました。
2泊目は火之神公園キャンプ場というところ滞在しました。
海辺の公園で少々風があったので
木々の下に設営したところ
ツェルトの中で、とても虫と仲良しになってしまい大変でした。
あたたかくなってくるとこういうこともありますね。
蚊帳を導入するなどの対策が必要になりそうです。