「 2013年07月 」一覧

221 【レビュー】 ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボードが届いたのですが、すごく微妙だったのです。



先日、Thinkpadキーボードの新型が安くなる
クーポンが出てるよーと日記に書きました。

■214 ワイヤレスThinkpadキーボードのクーポンがでていたのです。 | almostdead

無線TPキーボードはファン積年の夢でしたので
僕もとりあえず飛び込んでみました。

注文したのが6/30、到着が7/6でした。
レノボ直販だと注文してから1週間ほどかかるので
だいたいそのくらいですね。

この2,3日、結構じっくり使ってみました。
結果から書きますと、「大変微妙な感じ」です。
期待値が「10」としたら、製品は「7」くらいの感じでしょうか。
詳しく書いていきたいと思います。






あまり関係ないのですけど
香港から来てるんですね。






わくわくしながら
せいや!と開けるとまた箱が…。






中の箱にはちゃんとキーボードが入っていました。安心。






内容物はこれだけです。
キーボード本体、microUSB、説明書。

先に書きますが、このキーボードは
別途ドライバを導入しなければ
きちんと使う事が出来ません。
が、CDは付属していません。
オフィシャルサイトでのDLは大変わかりづらい場所にあったりと、
定価14175円の製品にしてはあまりに不親切でどうかと思います。

■ThinkPad コンパクトキーボード – ドライバー
ドライバはたぶんこれです。






製品を手にとってみてまず思ったのは「薄!ちっさ!」。
この辺は流石にしっかりつくってあります。






裏側。
足の先が赤くてかわいいです。






上側にはUSB口。充電はこちらで行います。
一応「フル充電で30日は駆動可能」というのが公称値。
どれだけの時間使って30日なのかが不明瞭なのも気になります。

加えて、バッテリーは内蔵型なので
何年か使っていって、へたったときはどうするか今から考えています。






旧型Thinkpad USB トラックポイントキーボード
との比較です。






パームレスト部がないのでだいぶ
小さくなったように見えますし、
実際すごく小さいです。






キーボード部を合わせて乗せると
わかりやすいかもです。

下だけでなくて、上も結構削られてありますね。

ただ、この「パームレスト」の部分が結構評価が難しいです。

というのも、この部分を無くしてしまうと
長時間のタイピングの際に
結構手首に負担がかかってきてしまいます。
ある意味「快適性」が失われるんですね。

僕も昔「こんなの邪魔だよ!省スペースさいこう!」とか言って
最初期モデルの「IBM Space Saver II Keyboard」というのを
導入したのですけど、これで割と失敗してしまって
結局旧モデルのUSBキーボードの方に
出戻りした経験があります。

■IBM Space Saver II Keyboard – Google 検索

なので、この辺の「省スペース」という部分の評価が
僕の中ではかなり難しかったりします。
Bluetooth製品として仕上げてきたのは
昨今のスマホやタブレットとの連携を踏まえてのことで
となると「携帯性」といった部分で「省スペース」や
「軽量化」が考えられるわけで、
こういった部分ではかなり正解なのではないでしょうか。

反面、僕みたいに
「無線のTPキーボードをデスクトップで使いたいの!」という
少数派と思われる願望には適さないかなと思います。

キーボードだけではなく、モバイルデバイスなどにも言えるのですが
人間の指の大きさがある程度決まってる以上
行き過ぎた小型化は快適性を失わせます。
この案配の取り方はまだ最適解は出ていないみたいで
各社いろんな製品でその是非を試してる最中。
このキーボードもその流れの1つだと感じました。






さて、省スペース化にあたって
キーの数がいくつか減らされています。






そのしわ寄せがこのあたりに来ています。
矢印キーの部分がPageUpとPageDownに変更。
「良くわからないけど何故かここにあって
結構な頻度で誤爆する」といわれてた
あのボタンがなくなるのは少し寂しいのはさておき、
矢印キーの部分に付いてた突起がなくなっていて
これも地味にわかりづらく、使いづらくなっています。






こちら旧キーボード。Altキーの横にあった「メニューキー」が、






「PrintScreen」キーに差し替えられています。

いやまぁ、メニューキーとかほぼ使わないんでいいんですけど、
へんな所にプリントスクリーンが左遷されてしまって
なにかあったのか心配してしまいます。






旧キーボード右上。






せり出していたキーがなくなって
各所に分散された形ですね。

完璧にリストラされてしまったキーもあります。
「スクリーンロック」「ポーズ」「インサート」キー、
この3つはキーボード上に確認出来ませんでした。

加えてファンクションキーの隙間がなくなっていて
大変使いづらくなっています。
その割にDeleteキーは横長で、
正直「この長い分をFキーのスペースに当てませんか…」と
うなだれてしまいます。
僕はフォトショップなどの作業でショートカットとして
ファンクションキーをよく使っているので
こういった変更は地味に快適性を落としています。






さてさて、そのファンクションキー。
見ていただくとわかるのですが、
デフォルトでは機能ボタンとして割り振られています。
たぶんWin8を意識したキー配置だとおもいます。
Win8が安くなっていたから買ってみて
すぐにWin7に戻した僕には必要がないです。
(使い慣れたらたぶんWin8も面白いと思う)

事前の発表で、この部分についての変更もわかっていて
「これはESC+Fnキーでファンクションキーとの機能入れ換えが可能」
ということも同時に書いてあったりもしました。

僕はこれを文面通りに受け取ってしまって
この製品を購入してしまったのですが、
この動作がかなり行儀が悪くて困りました。






というのも、「Fnキー入れ換え」はドライバ側でやる事らしく、
キーボード自体にメモリがあって記憶する仕様ではなく
この「ドライバ」の精度が僕の環境では著しく低いです。






ご覧の通り、「ESC+Fnキー」で
ファンクション入れ換えしたのですけど
全く入れ替えが効いていなかったりと、
「んん?」という状況になってしまい、
原因をいろいろ探る羽目に。

いろいろ試してみたところ、
「旧USBキーボードを同時接続すると
このキーボードは正常に動かないっぽい」
というのをUSBを抜き差しして確認しました。

正直、この程度のドライバの精度ってどうかと思います。
特別なドライバに頼らなくても
デフォルトで使いやすいのも
Thinkpadキーボードの良さだと思っていたので
この部分はすごくがっかりでした。

加えて、上でも書きましたが
「付属にドライバCDが付いていない」
「公式からのダウンロードがわかりづらい」という
Fnキー周りの挙動を合わせた3連コンボは
かなりダメージが蓄積して
僕の製品評価をすごく下げてしまっています。

正直書かせてもらうと
「え、これで定価14000円とかないよ!」と言った完成度です。

ドライバに関してはもう一点あり
「起動時にペアリングをし直さないと
キーボードを認識しない」という症状が
僕の環境下では起こっています。
これの原因はまだ追求できていなくて、
現状では再起動の度にペアリングしなおしてます。
まだ製品自体のレビューをしているサイトさんが少なくて
僕と同じ症状の方を見つける事はできておらず
なにが原因かもちょっとわかり兼ねています。

ドライバ周りに関しては
今後のアップデートもあるかもしれないので
淡い期待を持っているのですけど、
レノボキーボードってドライバの更新は
そんな頻繁にやってる印象はないんですよね…。
うーむ、困ったぞ。






といった感じで、
「ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード」
の購入レビューでした。

ぶっちゃけて書きますと、
「値段はがっつり上がって
全体的な質は20%ダウン」といった印象です。

元がいいので、それでも大変使いやすく
今この文章もこのキーボードで書いているのですが、
上に書いたことの他にも
「打鍵感が少しふにゃってて安っぽい」とか
結構大事な部分の質が若干下がっています。

しかしながら、冒頭に書きましたとおり
Thinkpadキーボードの無線化は
待ちに待ったことでしたから
そういった部分は、僕は目を瞑ります。

ただ1点、「価格面」ではどうかと思います。

アメリカでは64ドル(6400円?)で売られているものが
日本の直販では「13000」円。
はっきり言ってぼったくりです。

僕はレノボが時々配布している
クーポンを適用して「9128」円で購入しましたが
それでもかなり割高感があります。
「知り合いに勧めるのであれば4000円くらいじゃないと
胸を張っていいよ!と言えない」というのが
使って見た印象です。

考え方によっては
「打鍵感はモバイル環境下で音を押さえるために
ある程度ふにゃっとしている」とか、
上記の通り「持ち運び前提で省スペース化に踏み込んでいる」とも
解釈出来たりすると思います。
たしかに、モバイルキーボードと定義づけたときには
かなり良い線行っているのでは?という印象はあります。
でも、アンドロイドやiOSなどでは一部キー配列が代わったりと
なんとも微妙な空気感になってしまってもにょもにょ。
なんだか「Win8の犠牲者」という単語が頭をちらついてしまうのは
よくないことかもしれませんけど、ファンクションキーに関しては
もうちょっと冷静になった方がよかったのではないでしょうか?と
差し出がましいとは自覚しつつも、一ユーザーとして
一言だけ申し上げたくはなりました。

最近のBluetoothキーボードの進化はめざましく、
特に「Logicool」製品はモバイル分野も含めて
すごく気合いの入ったものが多いです。
加えて、ドライバの「Setpoint」などもの
こまめに更新されていて安定度を上げてきてます。

■almostdead | 2181

しばらく前にレビューしたこのiPad用キーボードは
本当にすばらしい製品で、iPad miniに買い換えましたが
同シリーズの製品を買い直したくらい気に入っています。

昔は「Thinkpadキーボード一択!」ってくらい
使い心地も性能も良かったのですが、
この3年ほどでかなりロジさんも盛り上がって来てる印象で
そういった面を含めても、今回レビューしたBTキーボードは
「もうちょっとがんばろう、いろんなところを」と思ってしまいます。

僕は、結構高い金額を出して今回買ったので
地味に使って行こうと思っていますが、
周りの人にお勧めするのであれば
旧製品の「USBキーボード」の方を推します。
こちらは文句なしに使いやすく、
打鍵感も一つ前のものより上がっていて気持ちいいです。

今回のキーボードは
「待たされた分、期待値も上がってしまい
良くない方向に転んでしまった」という印象が強いです。
そしてアメリカの倍の価格付け。悪印象です。

キーボードとマウスに関しては
日常触れて過ごすものですから
なるべくこだわりたい、という意識もあり
今回は厳しめのレビューになりましたが
参考になれば幸いです。
USBキーボード、すごくいいですよ!





220 【レビュー】iPhone5に代えたので、巻き取り式lightningケーブルを買ったのです。



iPhone5に買い換えて、今まで使っていた
巻き取り式ケーブルなどが規格変更のため
使えなくなってしまいました。

iPad miniを使用していたので
ケーブルは1本分余計にはあるものの
iPadと違いバッテリーが心許ない
iPhoneのためにと6点ほど
巻き取り式のものを購入。
あとはホームボタンシールなどを
買ってみたりしました。






ケーブル自体はなんの変哲もない
普通の巻き取り式です。

個人的には普通のケーブルよりも
こちらの方がメリットがあります。

・コードがまとまるのでモバイルに向いてる
・普通のケーブルは使っていると端子下の部分が断線する


前者はそのまんまです。
小さくまとまってくれるので
モバイル袋にぽいと入れています。

■56 iPhoneケースとかのまとめ | almostdead

このときに書いたものをだいたい持ち歩いてます。
袋にまとめておくと何かと便利です!

後者の理由は、iPhone使ってる方なら
「あーあるある」と思ってくださるかもなのですけど、
枕元で充電しながら使っているときに
純正ケーブルだと端子下の接続部?が
だんだん痛んできて断線しちゃうんですね。






巻き取り式のものはもっと細く柔らかく
きしめん状になっているので
傷む事がほぼないので、
4Sの時は枕元の充電もこちらでやっていました。
何かと使い勝手がいいので
家の中でも巻き取り式がメインになっています。






さて、そのライトニングケーブルなのですが、
端子にチップが埋め込まれている関係で
ちょっと頭?が長くなっています。





■160 SIMフリー版iPad miniを購入したのです。(後編) | almostdead

このときに買ったmicroUSB用のlightning端子と比較。
microUSB端子と比較すると結構長く感じます。






早速充電。
バッチリ出来ています。

ただ、lightningケーブルは先述のとおり
チップが埋め込まれていて
iOSのアップデート時に使えなくなる可能性があります。
純正品では大丈夫だと思うのですが、
今回買ったような互換品は
今後使えなくなる可能性もあるので
注意が必要です。






iPad miniでも充電確認。
問題なく出来ています。






あまり期待していなかったのですが、
驚いた事にPC接続も出来ています。
この手のケーブルは充電のみの対応も多いので
これはちょっと得した気分になりました。






iPad miniも問題なく同期出来ています。

iPadは普通USBにつないでも
「充電していません」と表示がでて
充電されないのですが、
USB給電対応の差し込み口なら
ちゃんと充電してくれるのですね。
給電対応のUSBを持っているPCは少ないのですが
USB器機はバッテリーが切れやすいので
こういった対応があるとありがたいです。






あとは一緒に売っていた
ホームボタンシールを300円で購入。
アルミ製のものを初めて買ってみましたが、
フラットなパネルよりも
百均で6個売りしている
安い、盛り上がったシールの方が
好みかもしれないなぁと思いました。
これは完璧に好みの感想でしかないので
気にしないでください。






今のところ、保護ケースも保護フィルムも
百均で買ってきたものを使っています。
当座はこれで十分かな?と思っています。

百均で買い揃えれるのはとてもありがたいです。
特にフィルムに関しては「張るのに失敗する」とか
「使ってると傷ついて気泡が」とか
消耗品の側面もあるので
安く買い換えれるのはとても助かります。
lightningケーブルも百均で買えるようになるといいですね。

ケースに関しては早速こんなメールをいただきました。
ありがとうございます!


IPHONE5に替えられたのですね。
マグプルケースがアマゾンで買えますよ。
【正規代理店品】MAGPUL au softbank iPhone5用ケース Field Case5
2680円とややお高めですが、買いましたか?
 
匿名希望ブログ


これですね!
実はiPhone5に買えた理由の一つに
「マグプルケースが出たから」っていうのもありまして
チェックはしていました。
ただ、ちょっと高いかなぁって気がして
今は注文をためらっているところです。
確か本国では10ドル程度で
個人輸入で1700円程度と聞いています。

マグプル/MAGPUL iPhone5ケース(MAG452-ODG)

マグプル/MAGPUL iPhone5ケース(MAG452-ODG)
価格:1,800円(税込、送料別)


あと、送料500円なのですが
楽天で1800円のお店があるんですよね。
現在品切れ中なので復活しないかな?と
百均のケースで待っている感じです。
待ちきれなくなったらがっつり買っちゃおうと思います!!






後はいつも通り、アンカーストラップを
付け替えて使っています。
なんだかんだでこれがサイズ的にも
素材的にも便利だなっておもいます。
樹脂が本体を傷つけないのもポイント高いです。






というわけで、巻き取り式lightningケーブルでした。

最近はいろんなところで互換ケーブルが買えます。
僕は今回「上海問屋」というお店で購入しました。
アマゾンでも別の会社で取り扱いがあって
そちらは100円ほど安いのですが、
レビューに「端子が折れた」とか「充電できない」とか
散見されたので少し高めですが
こちらのお店を選んだ感じです。
加えて、こちらのお店はメール便発送で
送料が210円とお安いのもポイントになりました。

lightningは強度的に折れやすいとおもうので
どの製品を買ってもどこかで破損するんじゃないかな?って思います。
これから使っていって、摩耗したり折れたりしたときは
またこちらで書こうと思っています。
参考になれば幸いです。










219 【西鉄・太宰府】 梅ヶ枝餅を食べたらお散歩なのです。



前回、梅ヶ枝餅をよもぎったので
ついでにうろうろお散歩をすることにしました。






境内はご覧の通り
すっごい緑が多くて
木陰がとても過ごしやすいです。
梅雨時期に入って蒸し蒸ししていますが、
山から下りてくる風とたくさんの木々で
そこまで暑さを感じません。






すっごい大きな木が本当にたくさんあり
僕はここをうろうろする為だけに
太宰府に来ることもあります。
苔むす大木とかすげえいい…。






ちょうどあじさいが咲いていたのでぱしゃり。






残念ながら菖蒲はみごろ終わっていました。
ぐぬぬ、見に来たかった…!!






おいす。






いつのまにか木の柄杓が金属のものに代わっていました。
なんかちょっと悲しい。






観光される方は、御本殿でお参りされて
そのまま戻られるのですが、
本殿を抜けた先にも木がいっぱいあります。
僕はこちらの方を目的に来ている感じです。






こんな感じで木がたくさん!






設定を変えてパシャリ。
ひともそんなに居なくて
葉の揺れる音が気持ちいいし
とても涼しいのでここでのんびりするのが好きです。






紅葉も何本かあって
また秋頃にくると表情ちがうのかな。
秋口はいろいろ用事があって
これないことが多いので、今年こそは!






巫女さんだー!!
姉さん六角巫女さんだー!!






たしか太宰府は痛絵馬とか
絵を描いたりする絵馬は
遠慮するようお願いする立て札を
見かけた気がします。






こちらは境内を抜けた先にある
九州国立博物館。
山の映り込みがきれいだったのでパシャリ。





かっこいいー!!!
このアルマジロみたいな
巨大建築すごくすきです。

というわけで、太宰府散歩でした。

太宰府には梅ヶ枝餅があるし木があるし
いい建築があるしで、いつ行っても楽しいです。
流石にこれからの季節はとても暑くなるので
ふらーっと散歩がてら、というわけにはいかないですが
また涼しくなって木々の表情が変わったら
空気を吸いに遊びに行こうと思います。



218 【西鉄・太宰府】毎月25日は餅の色が変わるのです。



ほろっほー。






というわけで、太宰府です。

毎月25日限定でとあるイベントをやっているということで
狙い澄ましてその日だけなんとか予定を開けて
転がり込んできました。






これがその「とあるイベント」。

太宰府には名物の「梅ヶ枝餅」という
あんこの入った美味しいおもちがあります。

普段は白い生地にあんこが入っていて
これもすごくおいしいいのですが、
毎月25日はその生地が「よもぎ餅」になるのです。
これは僕の中でだけちょっとした事件でした。
よもぎですよよもぎ。すげえ美味そうにみえるけど
食べてみるとそれほど草っぽくなくって
ん、なんか想像してたのと違う、でもなんか美味しい、
美味しいからどうでもいいやー、と何度も何度も
だまされ続けている美味しそうなよもぎ餅です。
だまされるといったら聞こえが悪いです。
僕がバカなだけです。






太宰府には10件以上、梅ヶ枝餅を売るお店があって
参道には左右にずらーっとたくさん並んでいます。

そこを一つずつ食べていると、境内に入るまでには
本当に満腹になってしまうので要注意です。

今回はよく利用させて貰っている
駅からすぐのこのお店でまずひとつめを買わせていただきました。

こちら「松屋」さんは、お庭でも梅ヶ枝餅をいただくことができて
とても風情があり毎回こちらで抹茶とお餅をいただいています。
すごくオススメのお店です。

さて、早速よもぎ梅ヶ枝をぱくっといくと
「そうそう、この草の味がしそうでしない
あんこがとても美味しい…」と一人で納得するうまさ!
思っていたよりも、よもぎの味は強くなかったのですが
普段とはまた違ったうまさでお得な気分!
あ、ちなみに普通の白梅ヶ枝も
この日は併売されています。
なので、観光でたまたま25日に訪れた方なんかは
両方買ってみて食べ比べすると良いかもしれないです。






そしてそのお隣のお店でも
ひとつ買わせていただきました。

あ、ちなみに梅ヶ枝餅はひとつ105円。
どこのお店も均一価格で安心です。






こちらのお店はラップで包装されていました。

お土産用の梅ヶ枝餅は
こうやって包装されていています。

参道で食べ歩きする用に買うと
包装せずそのまま紙に包んで渡してくれて、
焼きたてのカリカリになったおもちを
しゃくしゃくびろーんって食べるのが
現地で食べる醍醐味。
ラッピングしてしまうと、水分が全体に回ってしまって
カリカリ感がなくなってしまいます。
これはこれで、しっとりもちもち美味しいのですが、
せっかく現地に来るのであれば
焼きたてカリカリの方が美味しいです。

でも、しっとりもちもちも美味しくて…。
なんだかんだでもりもり食べてしまいました!






「よーし、食べ比べるぞー!」と
息巻いてきたのに
2個目でもうお腹いっぱい気味に。
もっと6人くらいで来ればよかったと後悔しました。

あと1個くらいなら…と歩いている途中で
まだ食べたことのないお店で購入。






うーん、焦げ目のいろと
薄い緑がかわいいです。
こちらもカリカリさくさくでとても美味しい!
どのお店に入っても
梅ヶ枝餅は美味しいので
太宰府は大好きです!

今思ったんですけど、
25日限定なんだから
自分用にお土産として何個か買い込んで
冷凍してすこしずつ食べるって手もありましたね。
痛恨のミスです。これはまた25日に行くしかありません。
やったー!






とか何とかやっていたら
もうおなかいっぱいになってしまい、
太宰府名物のスタバに転がり込んでしまいました。

気合い入れて早い時間に行ったものだから
珍しく店内には誰もおらず
こんな風に撮影出来ました!
やった!早起きするもんだ!

■almostdead | 2089

こちらでも写真をいっぱい撮っていましたが
改めて来てもやっぱり雰囲気が良くて
僕はこの建物が大好きです。






この独特の内装は隈研吾さんのデザインによるもの。

■隈研吾 – Google 検索

隈研吾さんの手がけた建築はどれも美しく
細く綺麗な木の重なりにため息でますです。






よく見ると壁はコンクリではなく
灰色の合板で、とても雰囲気があります。
こういう部分がすごく好きです。






当たっても痛くないように
プラ素材で保護されていたりしました。






全然関係ないですけど、
スタバって炭酸水も販売しているのですね!
注文するときにたまたま見かけて
ついでに買ってしまいました。
強めの炭酸でおいしかったので
夏の間にまた買ってみようと思います。






そんな感じで、太宰府のもちもちでした!
梅ヶ枝餅は1個1個がボリュームあるので
なかなか食べ比べとは行かないのですが、
また県外から来た人を案内する際なんかに
食べたことのないお店で買ってみようという野望です。

梅ヶ枝餅もあるしスタバもあるし、
境内には緑もおおいしで
よく行きたくなる場所です。
夏は容赦なく暑いので
涼しくなった秋頃にまたよもぎ求めて
遊びに行こうと思います。


217 【カメラ】 デジタルカメラマガジンのF値攻略記事がすごくよかったのです。



■M理論の部屋KITAさんが
「これ面白くて参考になったから
是非読んでみて下さい」と
貸してくれた雑誌がとても良かったので
紹介させていただきます。

一眼レフを使う、大きな理由のひとつとして
「F値」というものがあります。

簡単に説明すると
「数字が少ないほど明るいよ」という値なのですが、
単純に「明るい」と言うことだけでなくて
「ボケ」という要素も含まれています。
わかりづらかったら「なんかかっこよくぼかすにはF値」と
覚えていただけるとわかりやすいかもしれません。

さて、前も少しかきましたが
「ケータイの写真でも十分綺麗だけど
一眼使う理由あるの?」という話は
写真を撮ることを考えるに必ず出てくる命題です。

そこでデジイチを使う最大の理由として
「かっこいいのが撮れるよ!」とゴリ押すしかなく、
その「かっこいい」とか「見た目が良い」とかの
大部分を、先ほどの「F値」がしめるわけです。
すっげー暴論なのでカメラに詳しい方に怒られますが
今はそういうことにしていただけると話を進めることができます。






今ぱぱっと撮ってきたすっげー雑な写真ですみません。
これがF1.8です。






これがF8です。
すっげー暗くなります。






ISO感度を上げてF8。
これで見えるようになりました。

注目していただきたいのは後ろの方です。
すごく散らかっていますね。すみません。

そうではなく、「F1.8」では見えづらかった
文字なんかがはっきり見えるようになっていると思います。
これが「F値」と言われる設定項目です。






イチデジの醍醐味はこの「F値(絞り)」と呼ばれる
設定に集約されていきます。暴論です。
そのF値を徹底的に比較したのが
今回紹介している雑誌になります。






かなり基礎的なことから
丁寧にQ&A方式で記載されていて
すごく参考になりました。






「え、ボケ味がかっこいいなら
そんなにくっきり撮れなくてもいいじゃん」というのも
ある意味重要なのですけど、
例えば風景を撮ったときなんかに
ぼけていたりすると少し寂しい気持ちにもなるんですね。

そういうときはF値を絞って(F8~11くらい)撮影すると
すっきりシャープな写真が撮れたりします。

なので「撮りたいものに合わせて設定を変えてあげる」
ということを、ある程度知識として覚えておくと
場面場面で「あ、ここは暗いからF1.8だな」とか
「太陽まぶしすぎるからF11!」とか
いろいろいじれたりしてすごくたのしいわけです。

ただ、光の増減やボケ味の必要性以外の
「レンズの性能」とか「カメラの特性」とか
いろんな要素があって、帰ってきて確認してみると
「なんか思ったよりもすっきりしていない」とか
「なんかピントが微妙にずれている」とかに
なることがあったりします。
今の僕がそうだったりです。

そういうところで、F値を徹底比較して
一覧にしてくれているこの特集記事がすごく役に立ちました。






こんな感じで、すっごいわかりやすく並べてくれています。

自分でも少しずつ設定を変えてみて
撮った写真を拡大して確認しながら
練習はしているのですけど、
こういった一覧にしてくれると
とてもわかりやすく覚えやすいので
「すごく良い雑誌を紹介してくれてありがとう!」と
猛烈感謝してしまった、という経緯でした。

カメラに詳しい方には
「うん、知ってる」ってことかもしれないのですが
僕みたいに最近始めた人間や、
デジイチ興味あるけど使い方わからないって人には
とても読みやすくわかりやすい特集だと思いました。

が、ここまで書いておいて
これが先月発売号だと知って
愕然としています。

で、電子書籍版がある…ので…
そちら…を…

■Impress Japan: デジタルカメラマガジン 2013年6月号

すみません、もっと早く書けばよかったですすみませぬ…。



デジタルカメラマガジン 2013年6月号
インプレスジャパン (2013-05-20)




216 iPhone5に変えて思うデバイスのことなのです。



新機種の噂が飛び交う昨今、
このタイミングでiPhone5に変えてきました。

いろいろ思うところはあるのですが、
iPhone5の話というよりも
自分がデバイスに何を求めているのか?が
また一つくっきり見えてきた気がして
良い経験になったと思います。

僕のモバイルデバイスを
持ち始めた年数はそこまで古くはありません。
2007年の7月頃?に発売された
「LOOX U」という小型PCを持ち歩く為に
イーモバイルのCFカードを契約して
上京したときなんかにつかっていたのが始まりでした。

当時はまだネットブックという言葉が出始めぐらいの頃で
今ほど外でのネット環境は充実しておらず、
データ端末もイーモバイルくらいしか使えるものがなかったと思います。
(エッヂとかあった記憶もありますが、128k速度だったような)

その後、イーモバイルの端末をS11HTという
WindowsMobileを搭載した端末を購入。
これが当時としては中々楽しくて
ぽちぽちいじってはニヤニヤしていたりしました。
この頃はまだiPhone3Gも発売されておらず
アンドロイドなんて聞いたこともないみたいな頃で
WM機でも僕的にはなかなか贅沢な環境だなっておもっていました。

それから何ヶ月か後にiPhone3Gが発表になり
しばらく様子を伺っていたのですが
とうとうガマンできなくなって購入。
当時はまだコピペも出来ない環境でしたが、
Twitterとの相性のよさや
写真の撮影が快適だったことなどで
S11HTはテザリング専用になってしまいました。
(パケット代をけちってイーモバイルを踏み台にしてた)

その後はiPhone4に乗り換えて4Sと
環境を変えて今に至っています。

iPhone登場後は、僕が言うまでもなく
モバイル界隈の環境が激変しました。
特にこの3年の変化はすさまじいものがあり、
今思い出すと「WindowsMobileって何だったんだろう…」
思ってしまうくらいiOSの登場と進化は
振り返ってみてもすごいなぁと思ってしまいます。
(Windowsフォン?ここらじゃ聞かないね…。)

そういった黎明期から一気に市場を引き上げたiPhone、
今はもう十分成長、安定している時期に入りました。

そこでふと思うのは
「iPhoneを買い換えてなにか良いことあるかな?」ということ。

4Sと比較して5はかなりの変更点があり
例えば、画面の大型化やLTE対応などは
とても魅力的に映ります。
が、結局発売から1年ちかく経つまで
僕は4Sのままでいました。

そして変えてみた今も
「確かにキビキビはするけど予想してたとおり
別に4Sでも良かった気がする」
と思っていたりします。

その、予想していた部分。
先に挙げた、「iOSの進化」と「安定期」が関わっていて、
すっごい砕けて言うと
「外側が代わっても中身は一緒」ということ。
「中身が一緒なら『早い』が『すごく早い』に
なった程度ではあまり感動がない」というのが
正直な感想でした。

この体験は、ネットブック登場までの間に
ノートPC周りで経験したことに結構似ている気がします。
その頃の持論として「WindowsXPが走ればどれも同じ」という
すっごい大雑把な意見(偏見?)を持っていて、
代わり映えのしないノートPC環境などから
なにか面白いことが起こりそうな
モバイルデバイスの方に興味が移ってしまいました。

「安定」というのは多くの人に受け入れられる
すごく良い要素だと思う反面、
「停滞」や「倦怠」を内包する危険性もあるなと思います。

iOSの進化はすさまじいものがありました。
ただ、そのすさまじさを体験してきたひとたちからすると
現状の進行にすこし倦怠感があるのでは?と
自分自身、感じることから推察しています。
劇的な進化の反動ですね。

ただ、見方を変えると
「モバイルデバイスは完成形に到達し始めた」といっても
過言ではないところに差し掛かって来てるのでは?と思います。

それはすごく喜ばしいことで、
安定した道具は信頼性が高く
長く愛されるものになって行きます。
iPhoneやアンドロイドがそうなってくれると
すごく楽しく、面白いことだなと思います。

そうやって現状を理解しては居るものの
どこかで「もっと良い方向に劇的な変化がないかな?」と
期待もしたりしていて、その期待感がiPhone5に投影されていました。
そして、失礼な話ですが、実際触ってみたときに
「うんまぁこんな感じだよね」と想像の範疇を超えない挙動に
なにか落差みたいなもの悲しさが残ったりします。

iPhoneはとても良いデバイスで、
これからもずっと使い続けて行きます。

使い続けて行く、と思うくらいに
素晴らしい製品である反面、
「道具としての地位を確立した時に
エンタテイメント性は完全に失われる」と
消失した(消費されてしまった?)部分にも
感慨があり、なにかこう今までよりも
実用で求めることは多くなっても
趣味として求めることはないのかなぁと
思ってきたりしているところです。

デジモノ系はとても大好きな分野で
いろんな新製品の情報にワクワクしていました。
ただ、最近は年のせいもあるのか
そういったワクワク感がやや薄れ気味だったりしていて
すこし寂しい気持ちになっています。

しかしながら、製品自体はいいものが多いわけですから
要は「自分の気持ちの問題」なのです。
こういった部分は人になにかを求めるのは
あまり行儀のいいことだとは僕は思わないので
自分から面白くしていかないといけないですね。

枯れた技術は水平させていかねば、と
先達の教訓を礎に考えていくのが大事なのだよーと
自分自身にカツを入れながらこれからも楽しく
デバイス周りをいじっていこうと思います。