192 振り飛車は難しいのです。



NHKでやっている将棋講座では
鈴木八段を迎えて「振り飛車入門」をやっています。

あまり僕は将棋を指す方ではなくて
指すにしても基本的な「棒銀」と言われる
戦法しか理解しておらず
コンピューターにこてんぱんにされたりしていました。

それでも一つの戦法を指し続けていると
特徴を理解していくもので
勝てなかったコンピュータにも
ちょっとずつ競り勝てるようになったりと
将棋のおもしろさに触れていたりです。

ただ、ひとつの戦法だけだと
対策を取られたときに手も足もでないですし
「棒銀」でも「原始棒銀」と呼ばれる
一番単純な戦法だと対策も簡単なので
対策も割と簡単みたいで
普段やってる将棋アプリ以外だと通用しません。

そこに鈴木さんの振り飛車講座が始まったので
解説と一緒にぽちぽち駒組みを憶えていっています。

元々「囲いあうと力量差が出まくるから
駒組まれる前に潰す」を主眼において
棒銀を指していたものですから
組み合ったときの攻守のバランスがガタガタで
上手く指しこなす感覚がまったくありませんでした。

ここ2週間くらい、寝る前に何局か指してみるのをくりかえして
局面を丸暗記するような応用性のない覚え方をしているものの
そんな中でも「あ、なるほど。相手にわざと手番回してもいいのね」とか
いろんなことがうっすら見え始めていて
何となくですが「何でこの陣形にしているか」が
わかり初めて来たような気がします。でも勝てません。






今まで指していた棒銀はこんな感じで、
詳しい方がみると「効率悪すぎだろ!」と
まったくなってない恥ずかしい将棋です。

基本的に局面につまったら
アプリの解説機能を使って
次の一手を教えて貰いながらやっているので
アプリの考え以上の指し方がよくわかっていません。
もうちょっと本を読んで研究できたらいいんですけど
あまり本に書いてあることが理解できず
2冊目の半ばで挫折してしまいました。
将棋ムズカシイデス…。

そんな感じで、頭にたたき込むより
局面を身体にたたき込むほうが
なんだかやっていて楽しいので
出てくる場面場面の最適解を
アプリを使って模索しながら遊んでいます。
「次の一手」機能が搭載されたPC用ソフトが欲しいなぁ…。
激指とか気になります!






そして今日も松尾さんは頭を抱えていました。

■35 NHK杯 | almostdead

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