261 佐世保へ護衛艦「じんつう」を見に行ってきたのです。

佐世保は倉島地区!



先日、朝起きたら
「ん、カメラのテストしたいぞ!」と
なんだか思いついてしまいました。

α7を買ってから大して遠出できずにいたので
軽くなったカメラが実際の移動でどれだけ負担軽減になるか
しっかり確認できないでいました。
その辺をちょっと試してみたいなぁと
ぼんやり友人に連絡。
二つ返事で「うんいいよー」と
目的地も決めずにとりあえず集まることに。

モスバーガーを食べながら
「特に目的はないのですが、有田・波佐見方面へ行って
なんかうろうろ食器とか見繕うかなぁと考えてます」
「あ、それなら佐世保も近いですね。
今たしか護衛艦きてるから行くと面白いかもですよ」
と、ノープランの僕よりもしっかり調べてる
■M理論の部屋KITAさんが
プリントアウトした日程表を取り出して
教えてくれました。

受付時間は15:00まで。
行くことが決まった時点で
12時を過ぎていたので
どたばた出発しました。
福岡から佐世保までは高速を使って約90分。
思いつきでもなんとかなる距離でよかったです。



「倉島岸壁」がナビにでない…


途中サービスエリアで
「最近はスタバもあって便利だねぇ」と
休憩を挟みながら移動して
ついたのは2時前くらい。
「佐世保みなとIC」で降りる、と
おおざっぱなことしか調べてなかったので
このあと少し迷ってしまいました。

現地は若干道路工事なんかもあって
倉島岸壁への道案内を見逃したりと
途中でガムを買いに入ったデイリーストアがなかったら
ちょっとまずかったかもしれません。




大きな地図で見る


グーグルマップでは「佐世保倉島庁舎」で調べると
該当地が出てくると思いますので
そちらでナビるとわかりやすいかも?



まずは入場手続き…



高速を降りるところからも
艦船がちらりちらりしていて
「うひょー!たまらん早く見せてくれぇ!!」と
気持ちは焦ってしまうのですが
まずは入り口で入場受付。
門まで行くと警備員さんに指示されて
入り口で住所氏名を書いたりします。






すると、車用のこんな札と
首から提げる札を貸していただけるので
そのまま敷地内に入場。
空いてある駐車場に駐めていざうろうろ!






わわー!見えてきました!!






と、足下をみると
駐車場にこんな煉瓦がおいてありました。





こちらははるゆき副長さんの
駐車場みたいですね。



護衛艦「じんつう」!


わー見えてきました!
今回乗船できるのは護衛艦「じんつう」。
現代艦の知識が全くない僕は
「え、川内型じゃないんですか?」
「あ、今のじんつうはあぶくま型なんですよ」
という勘違いをしていたりと
行くだけで知識がもりもり増えてすごいお得!
実際に見ながらいろいろ話が聞けると
ものすごい勢いで覚えれてすごくためになります。






早速乗船させていただくのです。






乗ってすぐになんかでっかいのがあります。





アスロックランチャーという装備で
対潜水艦魚雷とのこと。

艦の装備には、こうやってパネルで
説明が置かれてあったりして
僕みたいに知識のない人間でも
「なるほど、そういう装備なのかー」と
わかりやすく見て回ることができます。

今回の公開は甲板のみで
中には入ることはできなかったのですが
実際にこんなでかいものを見せられたら
これだけでおなかいっぱい!
目の前でみるとすごい迫力です。





こちらは船首にある76mm速射砲。






パネルはこんな感じで
図解でわかりやすくなっていました。






近くに乗員の方がいらっしゃったので
「これって弾はどれくらいの大きさなんですか?」とか
すこしお話を聞いてみました。

「弾はこれくらい(腕の長さくらい)…でしょうか、
結構重いんですよー。」
「撃ったあとの薬莢ってどこに行くんですか?」
「あ、この辺に散らばります」
「え。じゃあ撃ち終わったら片付けるんですか?」
「はい、全部持ち帰ります。演習では結構撃つので
回収は大変ですねw」

みたいなことを聞かせていただきました。






「よく見るとこの辺の甲板、
ところどころへこんでるんです。
これが排莢の跡なんですよー」と
丁寧に教えてくださいました。

ほかにもいろいろ伺いたいことがあったのですが
あまりお邪魔してもいけないと思い
お礼を述べて甲板うろうろを続けます。






こちらは水上発射管?
後部にある球体部に空気を送り込み
空気圧で魚雷を発射させる装置です。






ごてごてしててかっこいい…。
木製か、木製を模した樹脂かのグリップが
なんか道具感でてていいですね。






掃除道具も満載です!






高性能20mm機関砲(CIWS)。背面です。

対艦攻撃用ミサイルへの最終防御の役割を果たします。
捜索から攻撃まで完全自動で迎撃できるシステム。
じんつうに載っているのはファランクスってやつみたい。






ほえーかっこいいなぁ…と
写真を撮っていたら
子供たちが歩いてきて
乗員の方が話しかけていました。
かわいかったのでパシャリ。






ひとしきり見終わったので下船。
接岸していた場所はすこし広くて
自衛隊員の方々がランニングしたりと
のどかながらも背景がどでかい艦ばかりで
なんともいえない絵面で思わずパシャリ。

この日、空気がかすんでいて
遠くの方があまりみえなかったのですが
それでもこれだけ迫力のある船を
いっぱいみれて大満足でした。






階段を上がったところに。






庁舎があって、こちらではトイレや売店が利用できます。
僕らが訪れたころは時間もぎりぎりだったので
写真はとれなかったのですけど、
売店には自衛隊用?の衣服、帽子なども取り扱っていて
使うところはないけどちょっとほしくなってしまいました。
「ディズニーでいうミッキー帽みたいなものだから
買ってもよかったですかねぇ」と帰り道KITAさんと話てました。



佐世保、たのしかった…



そんなこんなで気がついたら夕暮れ時。
昼過ぎに思いついてドタバタ行っても
十分すぎるほど充実した時間を過ごせました。

■佐世保地方隊【西海の護り】:広報・イベント【艦艇一般公開】

この倉島岸壁では艦がある時は
週末に一般公開をやっているみたいです。
今週末と来週末は「あさゆき」が公開されるとのこと。

日曜の午後だけは庁舎内にある喫茶「フェニックス」も
利用できるとのことですので
お近くの方は是非是非行かれてみてください!

今回は下調べが不十分だったのですが
ほかにも佐世保はいろいろ回るところがあるみたい。
次回、また倉島岸壁を中心にいろいろ回ってみて
まとめることができたらいいなと思っています。


余談ですが、福岡へ帰る途中
下道を30分くらいいったところに
「有田温泉」という泉質がヌルヌルめの
いい温泉があります。


大きな地図で見る

地元の方が多く利用されてる温泉で
僕もすごくお気に入りの場所なので
興味のある方は旅の疲れを癒やしてみてください。


護衛艦を見てはしゃぎまくって
温泉でたっぷりゆでだこになって
大満足の僕は、牡蠣にあたって
このあとまるまる2日間
寝込むことになるとは
このときは考えてもいなかったのでした。


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