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153 筥崎宮蚤の市へ食器を買いに行ってきたのです。


筥崎宮蚤の市。

先日、福岡の筥崎宮で蚤の市が開催されていたので
一筆くんとその友人、僕の3人でふらりと遊びにいってきました。






この蚤の市は月一で開催されている
西日本では最大規模のもので、
筥崎宮の1km近くある参道すべてを使って
露店が立ち並び、いろんなものが所狭しとあふれかえります。

写真のような農具もあれば、






古い家具、






古いポットや壺とか、






牛乳瓶や蹄鉄など、それはもういろんなものが
雑多に寄せ集められていて
歩いているだけでもすごく楽しいです!






ホントにいろんなものが置いてあって、
かっこいいラジオとかもあって
そわそわしてしまいます。






今回、蚤の市に来た最大の目的がこれ!
ファイアキングの食器達です。

■almostdead | 2148

前にすこし書いたファイアキング、簡単に説明すると
「耐熱ガラスを使った古い食器ブランド」といった感じです。
1940年くらいから製造が開始されて、
当時アメリカでは安価に手に入ったみたいなのですが、
70年代に製造が終了しました。

最近、日本で製造が再開されて
僕もいくつか買ってみたのですが
ガラスの精度があまりに高すぎて
ファイアキング独特の雑味がなくなってしまい
「精度をわざと落とすって出来ないもんなんだなぁ!」と
いろんな部分で驚いていたりしました。







そんなファイアキング、前回一筆くんが蚤の市に来た際に
「そういえばファイアキングの食器扱ってるお店がありましたよ」と
教えてくれて、うおお是非行くー!と今回一緒に遊びに来た次第。

思った以上にいろんな種類のものがあって、
「うわああああ!!」とあたふたしてしまいました。
この中から一つだけとか選べないよー!

いろんなものに目移りしながら
しばらくの間なやんでる姿を
同行していた二人に生暖かく見守られながら
前から欲しかったものとお買い得だったものを
いくつか購入しました。
後述します。






他のお店には、どこか懐かしいストーブなども
たくさん置いてあったりしてそわそわしてしまいました。
もう冬も終わる頃だったので今買っていっても
活躍の期間が短かったから今回はぐっと我慢。
秋頃になると値段が上がるのかな?と
すこし気になったので、機会があればまた夏終わりくらいに
遊びに行って調べてみようと思います。






僕の目的が済んだところで、
一筆くんの目的であるところの
墨や硯をハントしにいきました。

「墨の善し悪しはわかるんですけど
すずりに関しては一度使ってみないと
ほんとにわかんないんですよね…」と
おさわりしていたりしていやらしい!

当日、朝も早かったので道路がすんごい冷たくって
立ってると足からガンガン熱を取られてしまっていたので
体温を取り戻すためにすこし歩いてまわる事に。






「あー、ああいうの島(種子島)に帰ると
生きたやつが普通に道路をうろうろしてますよ」
「え、ほんとに?」と、剥製をみながら
種子島トークを聞いたりしてうろうろ。
流石に1km近くある道を2往復するとそこそこ疲れますね!






そんな話をしていると
「結局これを買ってきました!」と
お買い得の品をひとつ決めてきたみたいでした。
なにやら墨はある程度有名なところが絞られるそうで、
その中のひとつの老舗が、200本だけ作ったものの
ひとつが安く出ていたとのこと。
「作って10年以上経ってますし、古墨になりはじめてるから
けっこうお買い得だったと思います!」となかなか良いものだったみたい。
墨は作られてからしばらく寝かした方が粒子が落ち着くみたいで
そういったものは黒の発色がよくなるそうです。






「さっきから玩具並べてる露天をいくつかみたんですけど、
必ずと言って良いほどセイザーXのソフビが入ってますよ!」
「そりゃーシド先輩も改造されるわー」






そんな玩具を並べてるお店で見つけたカードダスファイル。
「うわ!三種の神器もちゃんとそろってる!」と
一筆くんの友人が思わず購入。
これで3人とも何かしら面白いものを買うことができました。






収穫物!

その後、一筆くんが金額面で購入をためらっていた墨を
「買えとは言いませんけど、手持ちがなさそうだから
少し渡しておきます。使わないでもいいですし、
後日返してくれてもいいです」「…あーもう買ってきます!」と
そそのかしたりして一つ増えました。
ちなみにこの墨も結構お買い得だったみたいで
後日お師匠であるところの桑玄先生から
「いいの買ったねー」と誉められたりしたそうです。

僕の買ったファイアキングの食器は全部で4つ。
縁が欠けてるものや、色の人気がないものなどを選んだので
思ったよりも安く買えたのと、お店の人が
「これだけ買ってくれたんですからすこしおまけしますね!」と
1個あたり2500円くらいで購入できました。


白のものだと4000円弱しますから
結構お買い得だったと思います。
これでマグ棚がまた充実します!



というわけで、蚤の市の話でした。

筥崎宮蚤の市は月に1回開催されていて、
今度の日曜日、3/17にもまたあります。

■モダン・ラヴァーズ
「風の市場」 筥崎宮蚤の市
雨天決行  9:00~15:00




JRで行くと博多駅から2駅で箱崎なので
わりと行きやすいかもしれないです。

車で行く際は、駐車場が混み合うので9時前には
到着するように行くと楽だと思います。

今回紹介したお店の他にも
いろんなものがあったりしますので
お近くの方は是非足を運ばれてみて下さい!


152 メールフォームとか、表の構造とか。

たびたび感想のメールなんかをいただいていて
「縦に長いサイトで申し訳ない…」と
心の中で謝りながら読ませていただいています。

このブログもそうで、そもそもここにはメールフォームが設置されておらず
送って下さる方はわざわざ表の方に行って
最下層までスクロールしてからメールを送って下さっています。
本当に申し訳ないです。お手数おかけしております。

僕はあまりPHPとかの知識が無く
このブログを動かしている「ワードプレス」というプログラムも
読める部分だけを何となく改良して
自分のわかる範囲でカスタマイズしているので
ここに外部のCGIやPHPを載せて
メールフォームをねじ込むとかやろうとすると
もれなくエラーを吐いてとまりますから
現状どうするか思いあぐねているところです。

Twitterのリプライからの返信、ってことも考えたのですが
その場合だとTwitterのアカウントがあること前提になるので
メールフォームの誰でも送れる環境とは話が変わってきます。
この「手軽だけどアカウント居る」のと
「すっげー遠いけどメールフォームがある」の
バランスの悪さをどうにか出来ないかなぁと
ぼんやり考えているところです。
ワードプレスのプラグインで程よいものがあるのかしら?

なんとなく、時代に合ったサイト作りを
考えなきゃ行けないなぁと思う反面、
メモ帳手打ちのhtmlの安全さも捨てがたく、
どこでバランスを取るかを悩んでいたりしています。
予約投稿なんかは確かに便利なんですけど、
サーバーのデータベースとかにまで及ぶと
もう僕の手には負えない!

なにかこう、しっくりくる良い形が作れないかと
歯を磨きながら考えていたりです。


151 メールレス

こんばんは。iPhone4S私もまだ使っています。
基本的に不満はないんですけどホームボタンが死に掛けてて辛いです。
非公式の修理に出して使い潰すのもありかなぁとか思っています
 
匿名希望ブログ

■iPhoneのホームボタンの反応を良くする

■効かなくなったiPhoneホームボタンは交換修理が一番!修理過程一部始終を大公開! – nori510.com

幸い、僕のはまだホームボタンは効いている方なのですが
前に使っていた4の時には結構悩まされていました。
いろんな調整方法があるみたいなんですけど、
「結局、交換したほうが一番良いと思うよ」というのが
大抵の経験者の弁みたいです。




こちら福岡にもiPhone修理店があったりします。

■iPhone 修理 故障 福岡 天神(iPhone5/4S/4/3GS/3Gのガラス割れ・液晶交換)スマートドクター 福岡天神店

ビックカメラの近くにあったのでふらっと
覗いてみたときに写真を撮っていました。




料金はこんな感じ。
アップルケアなしで公式に持っていくと
2万円強とられることを考えると
結構現実的な価格かもしれないですね。

iOSは比較的寿命が長いですから
こうやって交換しながら使い潰すのも
いいですよね!
僕も4Sがへたってきたら
持ち込んでみようと思います。




3GSの頃はiPhone使ってましたが料金もろもろの関係で家族回線のdocomo1本にしたためandroidを使っています
機種さえ間違わなければ全く不満はないんですけどサプライ関係の豊富さはiPhone、iPadがすごくうらやましいです

iOS専用で便利なアプリも多いため性能には目を瞑ってtouch買おうかなと思ったら形状が違うせいでサプライもごく僅かしかないし…
個人的にもドロイドくんいるしandroid大好きなんですがグッズ少ないといろいろできなくてちょっと寂しくなります
 
匿名希望ブログ

僕もAndroid機は3,4個もってはいるものの
アクセサリー系が高いのでフィルム以外は
ほぼ買っていないです。
ケースがもっと安価であれば
塗装したりして遊びたいのですけど
出てればいい方、なかには出てすらないものもあります。
この辺は本当にiPhoneって便利だなぁと思います。

ドコモの回線は僕も利用していて、
そのこと前提でiPhoneをSIMフリー機にしようかと
いろいろ悩んでいたりしました。

■88 SIMフリーiPhone5のまとめ | almostdead

ただ、思ったよりもiPhone5の魅力が弱く、
併せてiOS6の魅力が全くないので
未だに4S+5.1.1で暮らしています。

5Sの姿も見え隠れしているので
そろそろ買い換え時かなあと思いつつ、
ソフトバンクの契約切りたいなぁと
ぼんやり考えているところです。

■iPhone4Sを脱獄せずに840円でSIMフリー化し、ドコモ回線を月額980円で運用する方法。:Blogで本を紹介しちゃいます。

中古で4S買ってきて
こういあったアダプタを噛ませる方法も
一応あるので、ドコモでiPhoneも
わりとありなのかもしれないです。
ただ、中古の場合だとiOSが6以上に
なっていたりするのでなかなか難しいですね。

SIMフリーiPhoneの特典として、
「マナーモードの際にカメラのシャッター音が鳴らない」
っていうのも地味に魅力的ではあります。
料理の写真を撮るときとか
結構有り難いです。
JBでイナフと言われればそれまでですが、
価格を考えてもあまり国内でiPhoneを
入手することにメリットを感じなくなってきました。


149 まだiPhone4Sを使っているのです。


最近思う、iPhoneの利点として
「百均で結構いろんなものがそろう」というのがあります。

・充電ケーブル
・ケース
・フィルム

と、この3点が安価で、且つ入手がしやすいという点で
分母が大きいってすごいなぁと実感します。

写真は百均でテキトーに買ってきたケースに
ぺぺぺっと塗装をしたものです。






テキトー塗装だから使っていると剥げちゃいます。
1ヶ月程度つかってみての剥げ具合を実験中。
トップコートを乗せれば?とも考えたのですけど
マットクリア噴いてもたいした効果を得られなかったので
まぁこの程度かな?と思っています。






最初に銀を吹いて、そのあとにチッピング込みの白を噴いて
ブツブツ感をだしてみたもののあまり効果がありませんでした。
塗装の世界は奥が深いですね…。これからも気が向いたら
いろいろ実験しようと思います。たのしいです!






あとは百均マットフィルムをぺちーっと張りました。
100円だから失敗してもいいやーと気軽に張れるのがいいですね!
ここのところ、大きめサイズのフィルムを張ることが多くて
ほこりはいらないように神経使っていたので
これくらい気軽に張れるのは助かります。
しかし、下の方が若干ずれて失敗風味。
剥がれたらまた買い直すさ!
パワーサポートではこうはいかねえな!






そんな感じの百均とiPhoneでした。

塗装に関しては■ステンシルプレート トなんかで
文字も吹き付けれたらもうすこし
面白くなるかな?とおもうものの
買いそろえるのにお金がかかるので
現在はあきらめていたりです。
文字をプリントアウトして
カッティングするのが安上がりなんですけど、
前に一度やって猛烈時間取られたので
手軽に!というわけには行かないのがなやみどころ。
なかなかむずかしいです。

そしてそろそろマグプル+アンカーストラップが
恋しくなってきたので元に戻してみようと思います。


148 桑玄先生の話を聞きに天神のひな祭へ行ってきたのです。



天神のひな祭というイベントが開催されまして、
その中に「和文化セミナー」というものがあり
2日間に分けて5講座開かれました。

最後の「日本の文房具」というセミナーを
岡桑玄先生が担当されていまして
駆け込みで受講(?)させていただきました。
すごく面白かったです!






桑玄先生は■彩ころ日記そうたさんのお師匠さんで
昭和の三筆・手島右卿先生のお弟子さんに当たります。
かねがね作品集にも触れさせていただいて
ものすごい先生だ!とガクガク震えていたところ、
今回の催しをそうたさんに誘っていただいて
なんとか潜り込めた、という形でした。






講座の内容は日本の文房具とのことでしたが、
文字という文化とその成り立ちから話がはじまりました。
まず甲骨があり、金文に変わり、






隷書、木簡と変化していく過程を
直筆の書と併せて丁寧に説明するところから始まりました。

先生はもともと中学で英語を教えていた経歴があり、
そのせいもあってか、とても話が聞きやすく
すごく面白く盛り上げてくださって
ずっとうんうん!と首を縦に振りながら聞いていました。






2000年前の実物である木簡も持ってきてくださっていて
すごく貴重な品を直に見れたりと、すごい内容。

この催しはあまり周知されておらず
席数も25席と少なめになっていて
本当にもったいなかった!
そのくらい充実した1時間半でした。






文字が明確化したのちに、書としてのアプローチが発生して
そのなかでの変化についての説明もありました。
難しい言葉は使わずに「ぐわー」とか「ずんと詰まった」とか
オノマトペりながらの説明で、すごくわかりやすく聞きやすい、
その場に居た誰もが知らないうちに話に聞き込んでしまう感じで
先生は語り口も抜群に達者ですごいなぁと思っていました。






後半には実際に硯を使って墨を擦っていき、






どうやって書いていくかの実演がありました。

墨を擦るのは5分ほど時間がかかっていたのですけど
その間も手を動かしながら「大きい作品を書くときは大量の墨を使うわけですが、
機械で刷っていくとどうにもいけない。人間の手で強弱を付けることで墨は自然な黒を出してくれる。
これは本当にすごいことで、人間ってやっぱり優秀なのだなと思います」と
いろんな話を平行させいて、見てる人に「待たせている」という感覚を
作らせることがまったくなかったです。
この進行の仕方の慣れ具合も本当に見事でした。






できあがった墨で、さっと書いていきます。

「人間、やっぱり喜怒哀楽といいますから
『笑う』という字を書いてみましょう」






「どうでしょうか、笑ってる感じがでていますか?
これを玄関に張ったら仕事や学校に行く際、
にこっと笑えて良い一日が過ごせる。
そんな感じの『笑』うという字です」

先生の話し口から伝わる朗らかさと、
何十年も研鑽した技術に裏打ちされた文字が
すごく良い作品を生み出す実例を目の前で拝見して
若干頭があばば気味になるくらいには衝撃的でした。

この笑という字、すっごくいいです。
仕事場に飾っておきたいなと思うくらい!

正直、「文字を書くだけなら誰でも出来る。
綺麗な字が欲しいならフォントがある」という時代に入ってきて、
いろんなものに代替が効く世の中で、
シンプルなものから場所を奪われていっている今、
『書の在り方とは?』を身をもって表して居るのが
岡桑玄先生なのだな、と思いました。
たぶん先生に言っても「そんなことないよー」と
元気に笑ってくれ否定してくれそうな雰囲気が
すごく健康的で、まさに老成された心身が筆を通して
紙の上に具現化している魔法めいた所行は
いろんな人の目に入っていって欲しいです。
作品もそうなのですけど、岡先生の話も
いろんなひとに聞いて欲しい!

この講座は最終的にはだいたい40人くらいのひとが
見に来たとのことで、もっといろんな人に見て欲しい!と思うのと
この貴重な席に座れたことに感謝することとで
またあばばーってなっていたりしました。
来年もこの催しがあるかはわからないのですが
岡先生が出られるのであれば是非告知させていただきたいです。






というわけで「天神のひな祭り・和文化セミナー」のお話でした。

先に書いたとおり、
講座自体は1時間半で
終わる頃には「もう終わり!?もすこし聞きたい!」
となってしまうくらい、充実した内容で
しかもこれが無料だったわけで
もっといろんな人の目にとまればと
すごく思ってしまいました。

「デジタル化」という時代の波の中にあって
「書」ということの在り方に触れる貴重な機会でした。
この存在感はいろんなことにつながるヒントになり得るもので
自分の話でいえば「何でマンガ描くのをデジタル化しないの?」という部分の
根幹を、力強く補強してくれるような講演でした。

僕はデジモノとかが大好きなのですが、
それと同じくらいアナログと言われる仕事が大好きです。
デジタルとアナログはともすれば二律背反するものだととらわれがちです。
でも僕はどちらも食い合わずに両立すると思っています。
この両輪を携えてすごい速度で先に行けることを
勉強していくためのすごく良い教材に、今回の講座はなりました。
今後も桑玄先生の話を聞く機会があれば
是非とも会場に足を運びたいです!


145 切った指がじんわり治ったのです。



サラダを準備する際、横着してまな板を用意せず
トマトを切っていたところ指をざっくりいってしまいました。

久々にちゃんと血がしたたるまで切ってしまって
いたいいたい、ああでも左手で良かったな、しかしこの赤は血かトマトか?と
皿がじんわり赤くなって指がぴりぴりしていました。
痛い目を見て人は学習します「次からはちゃんとまな板使う」。


1週間ほど、切り傷のぴりぴりした痛みと一緒に暮らしていて
ひとつ気づいたことがありました。
「あ、なるほど、ここを怪我したのは小指の代わりに薬指使ってるからだ」






僕の手は結構小指が短くて
使い方によってはあまり用をなしません。
その代わりに、どうも薬指を使う癖が付いていたみたいで
切った後になにか持とうとするとぴりぴり!っと傷口に当たってしまって
「あ、なるほど、普段はこう持っていたのね」と無意識にやっていたことに
いまさら気づいてしまい、大層面白かったです。

まだ少し、たとえば蛇口をひねるときとか
傷口の部分に当たってしまい
ぴりり!っと来てしまいます。
きちんと元通りになるまでにあと3日程かかりそうです。

あまり関係ないのですが、
僕のおばあちゃんは絆創膏のことを
「リバテープ」と呼んでいました。
せっかくなので僕もなるべく
リバテープと呼ぶことにしようと思います。