278 カメラをもって出かける時に思ったことなのです。

日記的な話なのです。

DSC08950

先日、流鏑馬の話を書きました。

■≫ 274 福岡県柳川市は『三柱神社』の流鏑馬を見てきたのです。

カメラを触り初めて、だいたい1年くらいになるのですが
このとき初めて「イベントでの撮影」という経験をしました

これがまぁひどく疲れてしまいまして
いろいろ考える良い機会になりました。




DSC08980
だいたい今までは「散歩にカメラを持って行く」程度の距離感で、
人が集まるところに持って行くことはあまりありませんでした。

そんなこともあって、流鏑馬を見に行ったときは
割とカルチャーショックというか、
「14:30開始なのに7:30から場所取りが始まってる」というのは
正直、僕には無理な世界だなぁと実感しました。




DSC09171
開始前ともなると、人がたくさん集まってきて
ちょっとでも前で見ようとみんな後ろから押し合います。




DSC09290
そして始まると、僕も含めてみんなカメラを持って待ち構えます。
観客の人たちを入れずに流鏑馬だけを撮影するのは
かなり難しく、このときになって
「なるほど、だから朝から来て良い場所を取るのかー」と
ふんわり考えたりしました。

僕の横には地元TV局のカメラマンの人がいたのですけど
「向こうで『俺たちは7時半から来て場所取ってるんだぞ!』って言われて
追い出されちゃいました」と苦笑いして実行委員の方と話してました。
すごい世界です…。




DSC09055
反面、開始前の練習しているところでは
あまり人がいなかったので
すごくゆっくり馬の走りなんかを見れました。
乗馬しているお兄さんの乗りこなしがとてもかっこよくて
僕的にはこちらのほうも流鏑馬と同じくらい印象に残っています。




DSC09062
女性の方もとても楽しそうに練習されていました。
普段着で乗馬しているのって見る機会が全くないので
そういった意味でも非日常的ですごく惹かれます。

お兄さんが乗っていた白い馬は機嫌が悪かったらしく、
なかなか言うことを聞いていなかったりしていて
「だらぁぁぁぁ!!おとなしくせんやぁぁぁ!!」と
お兄さんが落ち着けようとしていたのは
まさに馬との格闘で、すごく迫力がありました。




DSC09138
源長統さんも調整されていて、
その姿がすっごく凜々しくて
「逆にこっちの方を見れてすごく良かったのでは?」と
撮った写真を見直してみて思います。




DSC08990
そういったことを反省しながら
「やっぱり良い写真を撮るよりも
その場の雰囲気をほどよく収める方が性に合ってるな」
と最近ぼんやり考えています。

もちろん流鏑馬を撮影するのは楽しかったんですけど
あの場では自分よりももっといい写真を撮れてる人がいるわけで、
だとすると「じゃあ僕も7時には現地で場所取りしよう」って
方向性になるわけですけど、
僕にはそんな根気や体力はありませぬ…。




DSC08609
その点、植物は最高ですじゃよー。
おとなしく待っててくれますし、
見ているとものすごく和みます。




DSC08603
桜は別ですけど、あまり人が混み合うこともないですし
後ろから押されることもありません。




DSC08665
カメラを持っていて疲れるどころか
すごくほんわかしてしまって
にこにこしてしまいます。
僕にはこちらの方が性に合ってる気がします。




DSC08604
といった感じのカメラ日記でした。

いろいろ機材に触ったり、
出かけてみたりして
すごく勉強になっています。

ただ、僕はこれで食べている訳ではないので
自分の腰と肩を大事にしながら
自分の好きなようにいろいろ楽しんで
これからもカメラを触っていけたらな、と思います。






シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする