先日、いろいろあってディスプレイから
モニターアームを外す作業をしていたところ
ドライバーの力加減を間違えて
盛大にねじ山がなめてしまいました。
割と急ぎの作業だったので
「やっべぇまじぃ…」と
若干焦ってしまったのですが、
そういえばこういうときのために
工具箱になんか用意してたはず、と
がさごそ漁ってみると。
こんな道具が出てきました。
ネジザウルスです。
一見、普通のペンチに見えるんですけど。
くちばし(?)の部分に縦の溝が彫られていて
ここを使ってがっちりネジを挟み込むことができる優れもの。
しばらく前にホームセンターで見かけて
「なにこれかっこいい…」
と、特に使う予定もなかったのに
買ってしまってそのまま工具箱で眠っていました。
早速たたき起こしてガブリと噛みついてもらったところ
あっさり取れて助かったー!!
ザウルスやるじゃねえですか!
この通り、結構なめてしまってました。
ドライバーではどうにもならなかったので
ほんとにネジザウルスを工具箱で眠らせててよかった!
そんな便利なネジザウルスですけど
構造上「埋め込まれた平頭ネジ」なんかにはかみつけません。
今回は丸頭で助かりましたが、
また何かトラブったときのために
滑り止め液系のものも用意しておくかなぁと
ぼんやり思ったりでした。
ともあれ、こういった工具は一つ用意しておくと
ずっと使えてなにかの時に役に立つので
ねじ山なめて白目になった経験のある方には
すごくオススメです。
2000円弱とちょっとお高い気もしますが
それだけの価値はあると思いますです。
「 レビュー 」一覧
268 windows8タブレットについて思うことなのです。
モバイル環境をいろいろ考えるにあたっての購入だったのです。
去年の9月に、いろいろ思うところがあって
Windows8搭載のタブレット買ってみました。
DELLの「Latitude 10 Essentials 64GB」という製品で
今となっては少し型遅れのものになっています。
2014年2月現在で出ているWin8タブレットは
CPUがすこし高性能になって速度があがっているので
このタブレットの使用感とは若干違うと思います。
そういった意味では今この製品をレビューしても
そんなに意味はないなぁと思いました。
ですので、今回は製品レビューというよりも
「Windows8とというOSをタブレット環境で使うと
どういった使用感になるのか?」
という、OS自体のレビューな感じです。
先に結論から書くと
「モダンUIは邪魔で余計。それ以外は結構良い」
といった印象でした。
その辺、つらつらと書いていこうと思います。
まずは外観や重量から
使用感のお話をする前に
外観と端子周りを。
本体上部右側にはSDカードスロット、
電源ボタン、ローテーション固定ボタンがあります。
左側には音量ボタンと、なんかよくわからない穴。
下側には充電用の端子。
右側はイヤホンジャックとUSB2.0が1つです。
背面にはカメラとスピーカー穴。
音量音質は特筆することなく普通の感じです。
重さは651g。
だいたいiPad3rdと同じくらいの重さです。
本体はipadに近づけてあるのですが
充電器が結構ひどいというか、
電源プラグの部分が3ピンのもので
太くて取り回しにくく重いものになっています。
両方併せて228g。
アダプターは小型か出来ているだけに
残念な組み合わせです。
売り上げランキング: 2,602
しょうがないのでアマゾンで別途
こういった電源プラグを購入しました。
これなら太いケーブルを使わなくてもよくなります。
USBで充電できないところに
「見た目を似せてもPCなんだなぁ」と
感じるところがあったりなかったりです。
モダンUIについて
Windows8最大の特徴であり、
最大の欠点(と僕は思っている)
「モダンUI」。
9月頃にこのタブレットを購入して
3ヶ月ほどがんばって使ってみたのですけど
モダンUIだけには、どうしても
良さを見出すことが出来ませんでした。
Win8を使用されたことのない方のために
軽くモダンUIを説明すると
「iPadとかアンドロイドみたいに
アプリ単位で使えるような画面に
Windowsも作り替えようぜ!」
といった感じの
Win8から搭載された新機能で、
独自のアプリストアもあり
そこでは有料アプリも販売されています。
今までのWindowsでは
「デスクトップ」を基本にしたインターフェイスで
PCを操っていたわけですが、
今回Windows8では、まず「モダンUI」があり、
その一つの機能(?)として「デスクトップ」が
用意されている形になっています。
これが個人的にとても大問題といいますか、
「え、それ普通逆じゃね?」といいますか、
なんというか、すごく言葉を選んでも
「iPadが流行ったからって、何も考えずに
見た目だけ真似したUIを最上位に持ってくるって
作った人は何を考えているのか?(何も考えていない?)」
と、思わざるを得ない感じです。
試しにいくつか無料アプリをダウンロードして
使ってみました。
一つ目は「Hulu」アプリ。
動画配信サービスのHuluを視聴するアプリです。
こんな感じで動画が見れます。
こちらは、デスクトップ上で
ブラウザからHuluの動画を見ている画面です。
どちらも操作感は変わりません。
こちらはTwitterの公式アプリ。
使用感はブラウザで見るのと変わりないです。
といった感じで、基本的に
「それブラウザとかデスクトップでやればいいんじゃね?」
ってことをアプリにパッケージングしてあるので
存在意義がよくわからない仕上がりというか、
そもそもアンドロイドやiOSは
「ハード制限などがあってアプリを単体で動かすしかなかった」
という側面がUIや操作感に出て、それが成長して今の状態になったのを
表層だけ真似てみて、とりあえずくっつけました(最上位に)という
よくわからない状態でユーザーに渡しているので
評価のしようがないというかなんというか…。
加えて、無料アプリの上位のほとんどが
WEBサービス系のアプリになっていて
有料に至ってはほぼ英語のアプリばかりになっていて
やっぱり評価のしようがないというか…。
導入したアプリが少ないので
全部を通した評価ではないのですけど
おおよそWindowsのソフトが走る環境下で
単機能のアプリは必要なかったんじゃないかなぁと思います。
ソフトキーボードが…
操作感の問題。
細かいところで気が利きませんWindows8。
特に気になったのが「ソフトウェアキーボード」。
「検索バーにカーソルを合わせても
自動でソフトキーが出てこない」という部分が
使っているとものすごくストレスを感じます。
iPadやAndroidだと、文字入力のカーソルになれば
自動的にキーボードが出てきてそのまま入力できますが、
Win8の場合だと一回一回自分でタスクバーの
キーボードアイコンをタップしないと出てきません。
ほかのOSでは当たり前に出来ていることが
後発であるにもかかわらず出来ていないのは
なんだか大変もにょってしまいます。
特に使用頻度が極めて高いキーボード部分で
こういった挙動をされるとすごく使いづらく感じてしまいます。
ハードウェアキーボードを使わせたいのか
画面をタップして使わせたいのか全然わからない
ちぐはぐな仕様のOSだなぁという印象が積み重なりますです。
悪い部分はここまで!次は良い部分!
悪い部分は以上で挙げきりました。
次は良い部分の話をします。
Win8タブレットを触っていて
良かったなぁと思った部分はと言いますと
「Windowsが使える」という、この一点に尽きます。
悪い部分を感想として書いてしまうと
得てしてそこばかりが目立ってしまって
レビューが偏りがちになってしまうのですが、
Win8タブレットに至っては
「悪い部分を差し引いても使いたい」と思えるくらい
手軽にWindowsを使えるありがたみを感じます。
極端な例になるかもしれないんですけど、
「SDカード→SDカードのコピーが出来る」というのは
一部例外を除いて、Windowsタブレットでしか出来ないことです。
iPadに至ってはSDカードを読み込むのに
別途機材を購入しないといけませんし、
読み込んだとしてもSDカードへの書き出しはできません。
こういった「当たり前のことがなんで出来ないんだろう?」が
Windowsタブレットには存在しないのが最大の強みだと思いました。
「ウィンドウを複数開いてファイルを移動、コピペする」
「Flashが動く」「ソフトを複数起動して並列表示させる」
「ブラウザからファイルをアップロードする」などなど、
普通のことが普通にできてしまいます。
こういった「普通のことを立った状態で操作できる」のが
Win8タブレットの良さであると思います。
先に挙げたとおりiOSやAndroidは
「ハードウェア的な制限から生まれて成長した」
部分もあったと思います。
(回線周りを統合しているという意味では
必ずしも当てはまるわけではありませんが)
時間が経って、技術が進歩してきた中で
そういったハード的な制約がなくなり始めて
「Windowsが普通に走る」ことが出来るタブレットが
安価で出回るようになったときに
タブレット界隈ではいろんなことが再評価されていき、
そこでまた新しい需要が生まれるのでは?と
すこし考えるくらいに、「当たり前」ということが
これまで除外され続けていたんだなぁという
再発見的な感想を、Win8タブレット使ってるうちに
つらつらと考えてしまいました。
Win8を使うなかでは、iPadを使っていて感じるような
「新しい経験」的なものはほぼないかもしれません。
デバイス界隈では得てして「目新しいこと、もの」が
話題性において尊ばれたりするもので、
そういった意味ではWin8は操作性の悪さも手伝い
話題性に欠ける印象がすこしあります。
加えて「当たり前のことを
当たり前に出来るということの伝えにくさ」
みたいなものもあって、
若干Windows8が過小評価されている面も
あったりするのかなぁ?と思ってしまいます。
ただ、モダンUIは糞です。
そういう部分があったりして
なかなか良さが伝わらなかったりするので
僕も「気になる人は一度触ってみると
なかなか面白いかもしれない!」としか
オススメ出来ない感じですけど、
優秀なデバイスの一つだ!とは断言できます。
細かい欠点で言えば
・画面解像度が今時HD(1366*768)サイズとかちょっとひどすぎ
・USBで充電できないのはモバイルデバイスとして扱いづらい
とかもあったりしますし、特に画面は2年前にRetina化してる
iPadにすら追いつけていないのはどうなのかなぁ?と
首をかしげてしまうところではあります。
(OS自体がRetinaを前提に作られてないのはあるかもしれません)
そういった長所短所を
ちゃんと理解した上で扱えるのであれば
Win8タブレットはとても面白楽しい
相棒になってくれるかもしれません。
終わりに
つらつらと書いてきましたWin8タブの雑感、
まとめると「立って使えるWindowsって結構いいよ!」って感じです。
細かい部分での操作感はとても良いとはいえないので
「外付けでキーボードとマウスください」と
思ってしまうのは、たぶんタブレット端末としては
失敗作なんだろうなぁと思ってしまう反面、
USBでしっかりほかのデバイスとつながれる端末というのは
AndroidやiPadにはなかった長所でもあって
人によって判断が分かれる要素かもしれないなと思います。
あと、最後に1点だけ上げるとすれば
「Win8タブレットは10インチでなく
8インチを選ぶべきだった」と思っています。
先に挙げたとおり、Win8タブレットの短所に
「解像度の低さ」というのがあり
無駄に画面を大きくしても重量が増して意味がない、
ということを使っていて感じました。
逆に8インチサイズの「少し軽くて持ち運びやすい」端末の便利さは
iPad miniの時に痛感した要素だったのに
特売の値段につられて、完璧に失念していました。
次に買うとすれば10インチサイズは避けると思います。
■ThinkPad 8
最近国内販売が決まったThinkpad 8は
8インチ界隈ではかなり最強なスペックになっていて
とても気になっています。
ただ、値段が5万円台~なので
お値段もノートPC級でなかなか悩ましいところ。
売り上げランキング: 187
同じくLenovo製のMiix2 8はすごく人気があって
一時入手困難になっていたとのこと。
価格も4万円くらいなのでWin8タブの標準かもしれません。
売り上げランキング: 224
こちらはASUSのVivoTab Note 8。
ワコムデジタイザ搭載でお絵かきにも向いてる
なかなか面白い機種です。
と、さっと気になったものを並べるだけでも
かなり百花繚乱な8インチ界隈。
OSも含めて成長途中の分野かもしれないので
ぶっちゃけて言えば「成熟してから買った方が良い」
という判断が一番正しいかもしれません。
ただ、デジモノに関しては基本的に進化は止まらないので
「自分が欲しくなったときに買う」というのが
一番大事なことかな、とも思います。
あと「買った以上は使いこなす」という気持ちも大事です。
そんな感じで、Windows8タブレットのお話でした。
「iPadと違って、使う人を選ぶかもしれないけど
PCを主軸に置いている人には使いやすい」タブレット。
なかなかオススメしづらいデバイスですが、
気になる方の参考になれば幸いです。
259 ニッコールタンブラーを買ってみたのです。
こんなの買ってみました。
ニッコールです。
じゃん!
ナノクリ!
ではなく、タンブラーです。
2011年に、交換式レンズ風のタンブラーを発売して
カメラファンの間で話題になっていたりしたのですが、
しばらくして生産終了になったみたいで入手できませんでした。
先日タンブラー周りのエントリーを書いたのですが、
そのときいろいろなやんで
「レンズタンブラーおもしろいんじゃないかな?」と思い
一度購入まで考えて調べてみたところ
どこのお店も在庫切れになっていて
結局スタバのステンレスタンブラーにした、という感じでした。
最近、そのタンブラーでコーヒーを飲みながら
ニュースをあさっていたところ
「レンズタンブラー、復活するよ!しかも2個!」
と、突然の発表があったりして思わず注文。
年が明ける前に届いたのでしっかり使ってみました。
箱から開けるとこんな感じで包まれています。
レンズ袋と違って安いビニール素材ですね。
上から見るとこんな感じで、
ほんとにレンズと区別がつきません。
よく見るとレンズキャップの部分が
動かない感じがするので
「あ、これタンブラーか」って思うんですけど
レンズ群のなかに忍び込んでたら
まったく気づかないくらいだと思います。
底はこんな感じ。
キャップは外れるように作られていて
外すとねじが見えます。
マウントはさすがに同じようには作られていないので
カメラにはめることは出来ません。
さて、このネジ
気になってしまったので外してみました。
ネジを取ったら中身が取り出せました。
こんな感じでステンレスの容器に
プラスチックのガワがある形になっています。
この構造は先日書いたタンブラーの記事で出てきた
プラスチックタンブラーによく似ています。
■256 最近お気に入りのタンブラー(飲む方)なのです。 | almostdead
1週間ほどじっくり使ってみたのですが、
やはり保温性はそこまで高くありませんでした。
加えて、このレンズタンブラーは
飲む際には必ずふたを取り外す形になるので
開け閉めがすごく面倒な上に
開けっ放しにしておくとものすごい勢いで
中の熱が逃げて行ってしまいます。
ですので、保温性という意味ではあまり効果的ではない作りです。
気持ち的には「あまり冷めないマグカップ」くらいに
考えておくと使いやすいかもしれません。
ステンレスの底の方にはねじ穴があり
これでネジを固定しています。
今回、再販に当たって
こういったスタンドがつくようになりました。
どうしても構造上不安定になってしまうので
ここに乗せて倒れないようにする気遣いパーツみたいです。
前のモデルには付属してなかったとのことで
今回は単体での販売もしているとのこと。
■ニッコールタンブラー用スタンド – その他のGOODS | NikonDirect – ニコンダイレクト
今回再販した2種には最初からついているので
前モデルで気になっていた方への配慮ですね。
どのくらい気密性があるか気になって
台所で水を入れてふたを閉め、
逆さにしてぶんぶん振ってみました。
さすがに逆さにすると若干水が漏れるみたいで
ぽたぽたと水滴がふたから垂れてきます。
なので、水筒の代わりに使おうとすると
カバンがぬれてしまうかもなので注意が必要ですね。
あと、ふたをきつく閉めすぎると
ふたを開ける際にステンレス本体が内部で回転してしまい
ネジが外れてケースからとれてしまうことがありました。
そういった感じの使用感ですから
僕がこのタンブラーを使う際は
「ティーパックのお茶を入れておいて
お湯を足しながら楽しむ」といったやり方にしています。
これならお茶を蒸らすときにふたが役に立ちますし
後からお湯を差したりするので保温性も気にならないというか
ちょうど飲み頃な温度がずっと続いてくれるので助かります。
どちらかというと珈琲よりも紅茶、緑茶向きかも!
イメージ的にはタンブラーというよりも
「容量が大きい(420ml)、保温性の高いコップ」
といった感じで扱うと仲良くなれるかもしれません。
といった感じで、ニッコールのレンズタンブラーでした。
値段は3780円とちょっとお高めなんですけど
見た目は本当にレンズそっくりで
微妙に凝った作りになっていたりと
とても楽しい一品です。
食器棚に並んでいると「なんだこりゃ?」って
自分でも思ってしまってすごく面白いので
結構オススメかもしれません。
販売はニコンダイレクトストアとオンラインショップのみの扱いみたい。
■ニッコールタンブラー 24-70(スタンド付) – その他のGOODS | NikonDirect – ニコンダイレクト
■ニッコールタンブラー Micro 60(スタンド付) – その他のGOODS | NikonDirect – ニコンダイレクト
楽天にもダイレクトショップはあります。
ニッコールタンブラー 24-70(スタンド付) |
こういった異様に出来のいい
気合いの入った商品って
見ているだけでも楽しいですし、
使ってみても結構満足度が高くて
すごく気に入ってしまいました。
普通に使用感なんかでオススメするなら
前回書いたステンレス製タンブラーを推すんですけど
見た目の満足感まで含めるとレンズタンブラーも
すごく面白いと思います。
気になる方は是非!
258 今年じゃなくなったけどカメラは買ってよかったと思うのです。
後半はカメラの話です。
さて、「主に使用頻度であげていく」といった感じの今年買ってよかったものまとめ。
年をまたいでしまいましたが、もう少し書いていこうと思います。
前半では主に家電系の話になっていましたが
後半はカメラの話がメインになりそうです。
カメラはベストバイじゃないけれど…
なんだかんだで2013年は
カメラをよく触った1年でした。
いろいろ思うところがあったのですが、
「やっぱり一度はちゃんと勉強しておかねばなるまい」と
腹をくくって飛び込んでみたフルサイズ。
結果的にはすごくおもしろかったですし、
前半にも書いた「リセールスバリュー」ということを
すごく考えさせられる機会だったと思います。
写真左はレビューでも書いたソニーのα7。
右はレビューは書けなかったのですが
ニコンのD800という機種です。
■250 福岡で開催されたソニーのα7/7Rの特別体験会に行ってきたのです。 | almostdead
■251 【レビュー】 SONYのフルサイズ機「α7」が届いたのです(開梱編)。 | almostdead
■254 【レビュー】 SONYのフルサイズ機「α7」が届いたのです(使ってみた編)。 | almostdead
■248 【レビュー】ソニーのミラーレス、「NEX-5R」をじっくり使ってみたのです。(前編) | almostdead
■249 【レビュー】ソニーのミラーレス、「NEX-5R」をじっくり使ってみたのです。(後編) | almostdead
■175 【レビュー】 SONYのミラーレス一眼「NEX-5」を購入したのです。(前編) | almostdead
■176 【レビュー】 SONYのミラーレス一眼「NEX-5」を購入したのです。(後編) | almostdead
■166 カメラの設定について、過去の自分に教えたかったことをまとめたのです。 | almostdead
■133 【レビュー】OLYMPUS PEN mini E-PM1をじっくり使ったのです。 | almostdead
ざっくりカメラのエントリーの一覧です。
そもそも「カメラをちゃんとしよう」と思い始めたのは
安くなってきた「E-PM1」を触ってからでした。
そのときは「カメラって高いなぁ…iPhoneでいいじゃん」って
思っていたのですが、正直いって今でもその気持ちは変わりません。
「じゃあカメラ触ってみて後悔してるの?」
って聞かれると、存外そうでもなくって
なかなか一言では説明がしづらい感じです。
せっかくのまとめエントリーなので
今回は一言ではなく、だらーっと書いてみようと思います。
「説明するために画像が必要」
すっごい極端な話をすると、こうやってブログを書いていなければ
カメラを触ることは確実になかったと思います。
僕の場合ですと「写真を撮る楽しみ」というのは
そこまで重要ではなくて、
「人に説明する時に画像があると便利」
という部分の方がすごく大きいです。
なんか自分でもよくわからないんですけど
いいものに出会ったりすると
「これのここがいいんだよー!!」と
すごく力説したくなってしまう癖があるみたいで
そこが転じて「きちんと伝えたい」だとか
「相手がわかりやすいようにいろいろしたい」だとか
そういった欲求があったりなかったりしています。
たとえば、旅の道中にあったことや、
買ってよかった便利な製品を説明するときに
どうしても言葉だけでは足らない部分があったりして
そういったときに写真や動画などが必要だなぁと思ってしまいます。
(本当は実物や現場が取り出せればいいんですけど)
そこで必要になってくるのが「カメラ」なんですけど
カメラって意外と持ち運ばないんですよね。
でもiPhoneやスマホならいつでもポケットに入れていて
そちらの方で写真が撮れてしまいますし、
カメラで画像を確認するよりも
スマホで確認した方が管理がしやすかったりします。
ですので、先述の通り「iPhoneで十分」って意見は
今でもそんなに変わっていない感じです。
じゃあなんでカメラが必要なの?
カメラを扱うのに最大の欠点は先ほどの通り「持ち運ばない」ということ。
だって重いもん。
対して、iPhoneやスマホは先ほど書いたとおり
だいたいポケットに入れて持ち歩いていますから
突然訪れるシャッターチャンスなどにも
きちんと対応出来てしまうわけです。
カメラは、極端な書き方をすると
「シャッターチャンスを捕らえられなければ意味がない代物」
だと、僕は思っています。
言い方を変えると「いつでも肌身離さず持っておくべき」
というのがカメラに求められる部分でもあるわけです。
その点だけで語ろうとすると
やっぱり「スマホ最強説」になっちゃって
ともすれば「カメラ不要論」に行き着いてしまいます。
けど、カメラはやっぱり必要なのじゃぜ!
極端な例でいうと、こういった超広角域は
スマホでは絶対にとれないんです。
これが僕の中ではカメラを持つ理由になっています。
スマホやiPhoneなら、さっきの例でいうと
「買ってよかった便利なもの」までなら
十二分に撮影をまかなうことが出来ます。
基本的にこのブログでレビューしているものの写真は
iPhoneで撮影していたりして、すごく便利に使ってます。
ただ、もう一つの例でいうと
「現場の写真」みたいなものは
iPhoneではすごくまかないにくいのです。
たとえば「山に行ってきたよ!」って
言葉で説明すると「ふん、山いったのね」で
終わるんですけど、こういった写真を合わせて出すと
「どこ行ってきたの!?」って反応されたりします。
そうやって食いついてもらえれば
すこし説明もしやすくなったりします。
その「すこし」って部分だけでも
重いカメラを持ち運ぶ価値があると僕は思います。
あと、部屋の写真とかで壁ぎりぎりまで寄っても
全体をとるのとか難しかったりするときにも
超広角ってすごく便利です。
この写真は、後ろに船から下りるお客さんが
すっごいひしめき合っていて
これ以上下がれない状態で撮ったのですけど
わりと視界に入っている全体を撮影できたりしました。
「自分の立っている場所の説明」なんかは
割と難しかったりするので、こういった機材は本当に助かります。
「超広角と望遠」ってほんとに大事!
蓮の花は池の上に浮いているので
やっぱりiPhoneで撮るのは難しいです。
こういうときは望遠が活躍してくれて、
これもまたiPhoneでは撮りづらい素材です。
花畑の入り込めないところを切り取ったりだとか。
圧縮効果で遊んだりだとか、
そういった使い方が出来るのは
レンズ交換式ならではかな?と思います。
反面、こういった写真は割とiPhoneでも
まかなえてしまうので、
やっぱりカメラを使う理由を考えると
「自分の立ち位置からの視界を収めたいとき」や
「手の届かない範囲を詳しく見たいとき」など
画像の器用さ的なものを求めるのに
抜群の威力があるなと思います。
そんな感じで、僕の場合は
「iPhoneの便利さ+カメラの器用さ」
といった組み合わせがすごくいいみたい。
カメラ単体ではデータを扱うことは出来ません。
iPhoneだけでは足りない部分があります。
なので、カメラとiPhoneをWi-Fiなどで
上手に連携させてあげると
ものすごく足回りのよいシステムになる、という印象です。
カメラが外に連れて行ってくれる
もう一つ、僕の中でカメラを持ってみてよかったと思うことに「被写体を探してうろうろするようになる」ということがありました。
せっかく買ったものですからどこかしらで使いたいわけです。
部屋の中だけではすぐに飽きてしまいますから、
「じゃあこれを持ってどっかきれいなものを探しに行こう」とか
いろいろ考えちゃったりします。
夏頃には蓮の花を見に早朝から電車に乗って
一人で街のはずれまで散歩しにいって
汗だくで帰ってきたりもしました。
今までではおおよそ思いつかなかったような
行動もとってしまうあたり、カメラの恐ろしいところだと思います。
僕みたいな出不精の人間でも
なにかしら面白いことを家の外に求めるようになるのは
iPhoneではあまり考えなかったことかもしれません。
カメラだけの話ではなく、
たとえば高性能で軽量なノートPCを買ったとすると
出先でちょちょっと仕事をしたりだとか
今まで机に縛られていた範囲からすこしだけ
行動が変わっていったりします。
デバイスによって自分の行動範囲が変わるのは
存外面白かったりしますし、
そういったことを求めて新しいデバイスに触れるという
側面もあったりすると思います。
きれいな画像を作ることが出来るのがカメラの性能なら
それを持ち運んで遊べる付加価値はなかなかお得感があり
僕にはとても楽しいデバイスになってくれました。
でもやっぱ重いわ
でもやっぱり重いです。カメラ。
α7の時にも書いたんですけど
D800+28-300mmの組み合わせは2キロ近くになります。
冒頭にも書きましたが、
もうこのカメラは手放しています。
売却した理由の一つに
「1日振り回していて首肩を痛めた」
ということがありました。
デジイチはレンズが交換できる反面、
当たり前の話ですが、交換するレンズも一緒に
持ち歩いたりするわけです。
必要なレンズを鞄に詰め込むと
その他の機材と併せてなんだかんだで
5kg近い重量になったりすることもあります。
これをボディバッグで肩から提げていると
まぁ昼過ぎ頃にはへとへとになりますし
翌朝は「なんか肩に違和感がある」となります。
繰り返していたところ鎖骨のあたりに
鋭い痛みが走るようになってしまって
どうにもならなくなってしまいました。
そんなことがあったりして
「軽いカメラを…軽くて高性能なやつを…」と
α7に飛びつきました。
実際このカメラ、前に書いたレビューの通りすごくいいです。
ただ、D800+28-300mmは売却した今でも
便利ズームを基軸とした構成なら
最強に近いシステムだったなぁと
ぼんやり思ってしまいます。
持ち運ぶことと重さの関係は
カメラだけでなく、いろんなところで
最大公約数を自分で探し出すことが必要になり
そういった意味ではD800を使えたのは
貴重な情報を得る機会でした。
なんかだらだらと書いてしまいましたけど
結局のところ、カメラは食洗機ほど便利ではないです。当たり前の話ですが、いくらきれいに写真を撮ろうが
カメラはカメラなので用途は限られます。
そういった意味では全くベストバイではないのですが、
僕の中では「説明するのに便利!」「なんだかんだで外に出る」
「デバイスの勉強になる」という部分ですごく役に立ってくれました。
特に「デバイスとしてのカメラ」を考えていくと
「一瞬で15MBの画像データを生成するマシン」として見たときに
そのでかい画像をスムーズに表示できるタブレットないしPCを
どう用意したものか、そのデータをどう扱って
どういった形でだれと共有していくの?だとか、
いろんなことを組み立て直さないといけなくなったりして
とても刺激的で面白みのあるデバイスです。
と、こうやって書けば書くほど
用途として普通のひとにはおすすめしづらくなっていくのですけど
・人に何か説明することがある
・なんか手ぶらで外に出るのがもったいない
・タブレット買ったけどうまく使えていない
・ブログやってる
こういった方にはちょっとおすすめしたくなったりします。
「α7いいよ!レンズないから今買うべきじゃないけど!」
と、おすすめしたいけど出来ない事情も含めて
フルサイズ機はすごくおすすめなんですけど
早くツァイスのF4超広角きてくれー!!と言ったところです。
ほんとにカメラに関しては
話すことが尽きない感じです。
なんだかんだ書きましたけど
2013年で買ったものの中で
「買ってよかったー」と思えるデバイスの
ひとつにはなっていると思います。
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売り上げランキング: 27,654
254 【レビュー】 SONYのフルサイズ機「α7」が届いたのです(使ってみた編)。
先日「発売日に届いたよ!」とブログに書いてから
もうかれこれ2週間ほど経ってしまいました。
■251 【レビュー】 SONYのフルサイズ機「α7」が届いたのです(開梱編)。 | almostdead
その間、いろいろ忙しくしており
ほとんどカメラを触る時間がとれず
レビューをしようにもなにも写真を撮れていないどころか
電源をオンにすることすら出来ませんでした。
やっと忙しさが落ち着いてきて
すこし街の方に出る機会もあったので
鞄にα7を入れてうろうろ。
触ってみて思った事を
つらつらとかいていこうと思います。
ボタンのカスタマイズ性がすごく高い!
カメラ性能や内部機能のことを書いていくと
山のごたる文章量になってしまいますので、
特筆する点だけ上げていこうと思います。
まず「こりゃすげえ」と思ったのは
「ボタンのカスタマイズ性」。
本体にあるボタンのほとんどに
機能割り振りが出来て、
そしてそれを自分でカスタマイズすることができます。
加えて、今回α7/7Rには
「ファンクションメニュー」という
ショートカット的な機能が盛り込まれており
使いたい機能へかなり短手数で潜り込むことができます。
こういった感じで、「Fnキー」を押すと
上下6個ずつ、合計12個の枠があり
そこに自分の好きな機能を割り振る事ができます。
これが結構むちゃくちゃな数を
当てる事が出来てしまって
なんというか
「これだけあれば足りるだろー!!」みたいな
文句を言わせないくらいの勢いがあって
とても面白いです!
いろいろカメラを使ってきたんですけど
やっぱりどことなく「こう使ってくださいね」というような
言い方は悪いんですけど「設計の押しつけ」みたいなところを
操作性によく感じていました。
「カメラもデジタルデバイスだからボタンとか操作性とかは
もっとカスタマイズ性を高くとってもいいんじゃないのかなぁ」と
日頃思っていた派の僕としては、今回のこのα7の機能性は
すっごくうれしかったりしました!
ボタンのカスタマイズも、
こんな感じでかなりいじれるようになっています。
今回、人物用に特化した「瞳AF」とかの
新機能も搭載されているので
そういった割り振り方も好みで出来きちゃいます。
道具とかは使い込んでいくと
「ここがもうちょっとこうだったらなぁ」という点が
得てして出てくるものですから
そういった部分をカスタマイズ性で吸収出来るような
設計があらかじめ織り込んであるのは
とてもありがたいなと思ってしまいます!
スマホ転送がスマートになった!
α7/7Rにはスマートフォン転送機能が備わっています。
フルサイズ機でこれを標準搭載しているのは
キヤノンの6Dだけ(ニコンD600はアダプタが必要)だったので
この機能が搭載されて個人的にすごくうれしかったです!
NEX-5Rの時からスマホ転送を使っていて
これが猛烈に便利でした。
■249 【レビュー】ソニーのミラーレス、「NEX-5R」をじっくり使ってみたのです。(後編) | almostdead
こちらで少し触れています。
撮影した画像をチェックするのにも
タブレットへの転送なんかはとても便利ですし、
何よりスマホなどへ送っておくと
TwitterやFlickrなどでの共有が簡単ですから
「撮った画像を使用する」という意味では
カメラから画像を楽に引き出せるのは
ものすごく重要な事だと実感しています。
Eye-Fiも使っていたのですけど
「機種が対応していない場合がある」
「電池消耗が激しい」「カードを選べない」
など、いろんな制約があったりしたので
こうやって本体側でWi-Fi対応してくれるとすごく助かります。
動画を撮ってみました。
すみません、タブレットを片手でもって
動画を撮ったのでちょっとがたついています。
画面に張ってあるテープはパスワードを隠す用のものです。
NEX-5Rの時は、スマホ側がカメラをつかんだ時点で
「どこ画像を転送する?」って画面が出てきたんですけど
アプリのアップデートなのか
α7の機能なのかちょっとわからないのですけど、
α7は接続した時点で指定した画像を全部転送してくれるようになって
より使いやすくなった印象です。
大体α7で撮影した写真のデータは1枚10MBほどになります。
10MBも転送している割には転送速度も悪くなく
SDカードを抜き差しする手間も省けます。
なにより、iPhoneは基本的にSDカードを読み込むことが出来ませんし、
iPadでSDカードを扱おうとすると専用の機材が必要になります。
iPad用のSDカードリーダーは3000円くらいして
地味に高いですから、こうやって無線で流し込めるのは
とっても便利で手間がかからず経済的(?)!
AndroidでNFC対応している機種だと、
カメラ側面部分に近づけるだけでつながるみたい。
残念ながら手元に対応機種がなくて確認出来ませんでしたが
ここまで簡単になっていくと
本当にカメラが一つのデバイスとして
すっごく扱いやすくなっていきます。
こういった「カメラは撮影するだけじゃなくて、
撮影したデータをアウトプットするまでが大事!」という
設計思想的な部分がとてもソニーらしくてすごく好きです!
テキトーに撮ってきました
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あまり撮影できなかったのですが、
いくつかサンプル代わりに乗せてみます。
とりあえず、レンズのボケ感とかどうかな?とおもってパシャリ。
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奥にフォーカスでパシャリ。
さすがフルサイズ、F値の割にがっつりボケてくれます。
標準ズームのSEL2870も、すごく軽くて
それなりの画質を出してくれて扱いやすいです。
レンズ性能的には、むちゃくちゃいい!って訳ではなく
「α7の性能を引き出すのにはもう少し足りない」といった印象ですが、
値段を考えると結構がんばってるんじゃないかな?と思いますし
何よりも本体と合わせた軽さがすごく相性よいのが
すごく気に入っています。
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天神の地下街です。
こちらの画像だけ加工しています(顔モザイク処理)。
天神の地下街は天井の模様がすごく綺麗で
いつも気に入ってあるいているのですが、
この季節になるとそこにクリスマス用の
ライティングが施されてより一層
華やかな雰囲気になります。
■てんちかについて | 天神地下街
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手前にフォーカス。
左端に工事用の壁がはいっています。
ここ、長く天神地下でやっていたカフェがあったのですが
残念ながら閉店してしまいました。ちょっと悲しい。
そんな話はさておき、α7+SEL2870を使って思うのは
「コストパフォーマンスのすっごくいい!」ということ。
極端な話をすると、性能だけで言えば
ニコンのD800Eとかα7Rとかが出てくると思います。
ただ、そちらを考え始めると金額的にレンズを含め30万以上を
求められてしまってちょっと手が届かないぞ、ということに
なったりならなかったりです。
α7+SEL2870のキットであれば
実売で16万弱と、上記の半額近い値段で
フルサイズ機を実動させることが出来ます。
この価格帯って僕はすごいことだなと思います!
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場所を移しまして警固公園。
今はクリスマス時期なので
イルミネーションが展開されています。
■天神のクリスマスへ行こう2013 – 魅どころいっぱいの天神イルミネーション
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去年はスケートリンクもあったのですが
今年は展開しないそう。
それでも広場は結構ひとがあつまっていて
思い思いに写真を撮っていました。
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α7の液晶は上下に動いてくれます。
フルサイズ機ではソニーのα99でしか
なかった機構でした。
液晶が動いてくれると
地面すれすれで撮影するときとか
すっごく楽に撮影することができます。
写真も地面に近いところから撮影しています。
こうやって被写体を煽る形で撮影すると
また違った印象のものが撮れるので
よりカメラを扱うのが楽しくなっちゃいます!
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今まであまり標準ズームを
しっかり使う機会がなかったので
28-70域もなんだか楽しく使えました。
ボケ味や画質なんかは単焦点の方が優れてるとは思うのですけど
手元の操作で景色をトリミングするみたいな
「選び出す」ような作業もすごくおもしろいです。
あと、このSEL2870というレンズは
ものすごく手ぶれに強い印象を受けました。
今までマニュアルで撮る際は
なるべくシャッタースピードを1/125より遅くはしないように
気をつけていたんですけど、このレンズだと1/60位までは
かなり手ぶれしないでがんばってくれるので
ISOをあげずにすんだり、F値を結構絞れたり
今まで使えなかったやり方で遊ぶことができました。
本体側に手ぶれ補正がないことが不満点として
あげられていたα7ですけど、レンズ側がしっかりしていれば
結構なんとかなる印象を受けました。
ただ、その場合だとレンズを選ばなきゃいけないので
やっぱり本体に手ぶれ補正があるに超したことはないですね。
終わりに
というわけで、α7のレビューでした!
すみません、テーブル撮影的な接写サンプルが間に合わなかったので
またどこかしらでご飯食べたりしたら撮影して追記しようと思います。
だいたい撮影したのはオートモードだった気がするので
極端な話をすれば、α7を使えばだれでも上のような写真をとれます。
撮影の腕はさておき、性能はすごくいいもので
これからレンズが出そろうのを期待してしまいます!
再三書いていますけど、本当に本体重量がすごく軽くて
今までD800を振り回していた身からすると
肩も腕もすごく楽になりましたし、
スマホ連携もずっと楽になってくれて
僕にとってはものすごくありがたい1台でした。
・すっごいきれいに写真を撮りたい
・撮影したものをすぐ人に見せたい(共有したい)
・暗いところでもきれいに撮りたい
・本体はある程度軽い方がいい
こういった方にはとても向いている機体だと思います!
フルサイズEマウントは新規立ち上げになるので
現状ではレンズが2本しかないので
もうちょっと待ってからでも遅くないかもですが、
来年の発売を予定していたツァイスの55mmなどが
年内前倒しになったりと、ソニーの本気が伝わってくるようで
これからもすごく楽しみなα7/7R。
しばらく僕の相棒になってくれそうです!
251 【レビュー】 SONYのフルサイズ機「α7」が届いたのです(開梱編)。
11/15、本日発売!
先ほどα7が届きました。
ソニー公式で予約して、午前中に届くよう手配。
届いたのはちょうど10時で、かなり早く入手できたと思います。
事前にわかってたこととして、
「本体からのUSB充電なので充電器は付属しない」
「USB充電は時間がかかる」のふたつがあります。
ですので、届いてもすぐには使えないわけで
これを書いている間「早く充電終わらないかなぁ」と
そわそわしていたりするところです。
(NEX-5Rの電池を差し替えれば使えるのですが、
今5Rは貸し出ししていまして…)
というわけで、まずは開梱から参りたいと思います。
内容物は少なめ!
というわけで、かぱっ。
保証書や説明書が入っています。
さらにかぱっ!下の段。
本体、レンズ、ストラップ。
さらにかぱっ!
USB給電器、USBケーブル、バッテリー。
全部でこれだけです!
すっごいシンプル!
ソフトのCDも付属してなくて
公式サイトからDLする形になっています。
本体はやっぱり小さい!
早速本体を取り出してみます。
第一声はやっぱり「うぉぉ…ちっちぇえ…」でした。
このボディでフルサイズって何度触っても驚愕!
とりあえずボディの写真をば。
上から見るとボディの薄さがよくわかります。
サイド。
左から「マイク端子」「ヘッドホン端子」
「USB端子」「マイクロHDMI端子」です。
先述の通りUSB端子から充電ができます。
下。電池が入ります。
サイド。
NFC機能に対応していて
AndroidなどのNFC機種と連携できたりします。
背面。
右側にカードスロットがあります。
本体はこんな感じです。
バッテリーとUSB充電器。
本体の割に電池が小さいのが気になるところです。
レンズ装着!
今回α7を買うにあたって
レンズキットの方を選んでみました。
これは標準ズームレンズの「SEL2870」。
28-70mm域でF3.5-5.6です。
「ん?通しF4とかじゃないの?暗くない?」と
すこし思ったりもしたのですが、
持ってみて実感、「なにこれむちゃくちゃ軽い!!」
レンズの「明るさ」と「重さ」はトレードオフなところがあって
簡単に説明すると「暗いところでも撮れるようにするとすげー重くなる」
「そこそこ撮れる、で良いなら軽くなるよ」みたいな感じで
このレンズは後者を選んでいたりします。
「本体サイズが小さく軽いなら、レンズもそうしましょ!」といった組み合わせで
触ってみるととっても実用的というか、すっごいフルサイズ機について
ソニーが考え抜いたのがわかってきてしまってもう触ってるだけで興奮してしまいます!ほげえ!
とりあえず装着しよう!とボディキャップあけたところ
ミラーむちゃくちゃでけえ!!ほげえ!!
Eマウントぎりぎりサイズに入れ込んでいて
結構迫力があります。すげぇ…。
装着!
か、かっこいい…。
こっそり持ってたD800と比較!
さて、ここで取り出したるはニコンのD800。
こちらもフルサイズでかなりの高性能機です。
「ちゃんとカメラのことを知るなら
通っておかないといけない道がある」と思い、
中古で安いものを探して入手。
7月頃からがっつり使い込んで勉強していました。
ちょっと話はずれるのですけど
友人が5D3を使っていて一時期交換していました。
今回α7を買うにあたり、現行のフルサイズ機3つを
使い比べできてすごくためになっています。
閑話休題。
D800との比較です。
だいぶボディサイズが小さいのがわかると思います。
(D800についてるのは28-300なので
まったく同じというわけではないのです)
正面から。
α7が二回りくらい小さい感じ。
せっかくなので重さを量ってみます。
α7の本体重量は472.5g。
SEL2870の重量は333.5gです。
D800の重量を量ってみたところ
1kgを超えてしまっているみたいで
エラーが出てしまいました。
しょうがないので、バッテリーを外してまず本体から。
918gです。
バッテリーは87g。
合計1005g。約1kgですね。
こちらは「AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR」。
便利ズームなので比較として出すには適当ではないのですが、
もののついでの目安くらいに考えていただければと思います。
このレンズの重さがだいたい890g。
α7にレンズを装着してはかってみたところ、
794gと表示されました。
計算上は806gなので12g軽くなっていますが
だいたい800gくらいの重さだと思います。
D800が本体だけで1kgあることを考えると
やっぱりこの本体サイズと重量の軽さは驚嘆に値しますですよ!!ほげえ!
実際、レンズまで装着した本体を触ってみると
モックを触っているような、
「中身はいってるのこれ?」と感じるくらい
不思議なふんわり具合で
早く持ち運びたくなってしまいます!
起動したけど電池がねえ!
ちょっとだけ起動。
時刻指定をさくっと終わらせると。
ソフトはネットからDLしてねーと表示されます。面白い。
起動画面。
やっぱり電池1%しかねえ!!
せっかくなのでEVFを撮影してみようと画策したのですが、
なんとも難しく次回以降のレビューに反映できるか微妙でした。
もうちょっといろいろやってみようと思います。
機能レビューは次回以降へ…
というわけで、とりあえずα7開梱編でした。
時間があればこの週末でどこか撮影して回りたいのですが
残念ながら時間がとれそうになくて
撮影レビューなどはもうすこし先になりそう。
本体機能のカスタマイズなど
設定項目が多岐にわたるみたいなので
まずはその辺からいじっていこうと思います。
■254 【レビュー】 SONYのフルサイズ機「α7」が届いたのです(使ってみた編)。 | almostdead
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