「 2014年01月 」一覧

261 佐世保へ護衛艦「じんつう」を見に行ってきたのです。

佐世保は倉島地区!



先日、朝起きたら
「ん、カメラのテストしたいぞ!」と
なんだか思いついてしまいました。

α7を買ってから大して遠出できずにいたので
軽くなったカメラが実際の移動でどれだけ負担軽減になるか
しっかり確認できないでいました。
その辺をちょっと試してみたいなぁと
ぼんやり友人に連絡。
二つ返事で「うんいいよー」と
目的地も決めずにとりあえず集まることに。

モスバーガーを食べながら
「特に目的はないのですが、有田・波佐見方面へ行って
なんかうろうろ食器とか見繕うかなぁと考えてます」
「あ、それなら佐世保も近いですね。
今たしか護衛艦きてるから行くと面白いかもですよ」
と、ノープランの僕よりもしっかり調べてる
■M理論の部屋KITAさんが
プリントアウトした日程表を取り出して
教えてくれました。

受付時間は15:00まで。
行くことが決まった時点で
12時を過ぎていたので
どたばた出発しました。
福岡から佐世保までは高速を使って約90分。
思いつきでもなんとかなる距離でよかったです。



「倉島岸壁」がナビにでない…


途中サービスエリアで
「最近はスタバもあって便利だねぇ」と
休憩を挟みながら移動して
ついたのは2時前くらい。
「佐世保みなとIC」で降りる、と
おおざっぱなことしか調べてなかったので
このあと少し迷ってしまいました。

現地は若干道路工事なんかもあって
倉島岸壁への道案内を見逃したりと
途中でガムを買いに入ったデイリーストアがなかったら
ちょっとまずかったかもしれません。




大きな地図で見る


グーグルマップでは「佐世保倉島庁舎」で調べると
該当地が出てくると思いますので
そちらでナビるとわかりやすいかも?



まずは入場手続き…



高速を降りるところからも
艦船がちらりちらりしていて
「うひょー!たまらん早く見せてくれぇ!!」と
気持ちは焦ってしまうのですが
まずは入り口で入場受付。
門まで行くと警備員さんに指示されて
入り口で住所氏名を書いたりします。






すると、車用のこんな札と
首から提げる札を貸していただけるので
そのまま敷地内に入場。
空いてある駐車場に駐めていざうろうろ!






わわー!見えてきました!!






と、足下をみると
駐車場にこんな煉瓦がおいてありました。





こちらははるゆき副長さんの
駐車場みたいですね。



護衛艦「じんつう」!


わー見えてきました!
今回乗船できるのは護衛艦「じんつう」。
現代艦の知識が全くない僕は
「え、川内型じゃないんですか?」
「あ、今のじんつうはあぶくま型なんですよ」
という勘違いをしていたりと
行くだけで知識がもりもり増えてすごいお得!
実際に見ながらいろいろ話が聞けると
ものすごい勢いで覚えれてすごくためになります。






早速乗船させていただくのです。






乗ってすぐになんかでっかいのがあります。





アスロックランチャーという装備で
対潜水艦魚雷とのこと。

艦の装備には、こうやってパネルで
説明が置かれてあったりして
僕みたいに知識のない人間でも
「なるほど、そういう装備なのかー」と
わかりやすく見て回ることができます。

今回の公開は甲板のみで
中には入ることはできなかったのですが
実際にこんなでかいものを見せられたら
これだけでおなかいっぱい!
目の前でみるとすごい迫力です。





こちらは船首にある76mm速射砲。






パネルはこんな感じで
図解でわかりやすくなっていました。






近くに乗員の方がいらっしゃったので
「これって弾はどれくらいの大きさなんですか?」とか
すこしお話を聞いてみました。

「弾はこれくらい(腕の長さくらい)…でしょうか、
結構重いんですよー。」
「撃ったあとの薬莢ってどこに行くんですか?」
「あ、この辺に散らばります」
「え。じゃあ撃ち終わったら片付けるんですか?」
「はい、全部持ち帰ります。演習では結構撃つので
回収は大変ですねw」

みたいなことを聞かせていただきました。






「よく見るとこの辺の甲板、
ところどころへこんでるんです。
これが排莢の跡なんですよー」と
丁寧に教えてくださいました。

ほかにもいろいろ伺いたいことがあったのですが
あまりお邪魔してもいけないと思い
お礼を述べて甲板うろうろを続けます。






こちらは水上発射管?
後部にある球体部に空気を送り込み
空気圧で魚雷を発射させる装置です。






ごてごてしててかっこいい…。
木製か、木製を模した樹脂かのグリップが
なんか道具感でてていいですね。






掃除道具も満載です!






高性能20mm機関砲(CIWS)。背面です。

対艦攻撃用ミサイルへの最終防御の役割を果たします。
捜索から攻撃まで完全自動で迎撃できるシステム。
じんつうに載っているのはファランクスってやつみたい。






ほえーかっこいいなぁ…と
写真を撮っていたら
子供たちが歩いてきて
乗員の方が話しかけていました。
かわいかったのでパシャリ。






ひとしきり見終わったので下船。
接岸していた場所はすこし広くて
自衛隊員の方々がランニングしたりと
のどかながらも背景がどでかい艦ばかりで
なんともいえない絵面で思わずパシャリ。

この日、空気がかすんでいて
遠くの方があまりみえなかったのですが
それでもこれだけ迫力のある船を
いっぱいみれて大満足でした。






階段を上がったところに。






庁舎があって、こちらではトイレや売店が利用できます。
僕らが訪れたころは時間もぎりぎりだったので
写真はとれなかったのですけど、
売店には自衛隊用?の衣服、帽子なども取り扱っていて
使うところはないけどちょっとほしくなってしまいました。
「ディズニーでいうミッキー帽みたいなものだから
買ってもよかったですかねぇ」と帰り道KITAさんと話てました。



佐世保、たのしかった…



そんなこんなで気がついたら夕暮れ時。
昼過ぎに思いついてドタバタ行っても
十分すぎるほど充実した時間を過ごせました。

■佐世保地方隊【西海の護り】:広報・イベント【艦艇一般公開】

この倉島岸壁では艦がある時は
週末に一般公開をやっているみたいです。
今週末と来週末は「あさゆき」が公開されるとのこと。

日曜の午後だけは庁舎内にある喫茶「フェニックス」も
利用できるとのことですので
お近くの方は是非是非行かれてみてください!

今回は下調べが不十分だったのですが
ほかにも佐世保はいろいろ回るところがあるみたい。
次回、また倉島岸壁を中心にいろいろ回ってみて
まとめることができたらいいなと思っています。


余談ですが、福岡へ帰る途中
下道を30分くらいいったところに
「有田温泉」という泉質がヌルヌルめの
いい温泉があります。


大きな地図で見る

地元の方が多く利用されてる温泉で
僕もすごくお気に入りの場所なので
興味のある方は旅の疲れを癒やしてみてください。


護衛艦を見てはしゃぎまくって
温泉でたっぷりゆでだこになって
大満足の僕は、牡蠣にあたって
このあとまるまる2日間
寝込むことになるとは
このときは考えてもいなかったのでした。



260 【レビュー】マキタのCL100DWというコードレス掃除機を買ったのです。

コードレスなのです!



こんなのを買ってみました。






ぱか。






中身はこんな感じ。

というわけで、コードレス掃除機を買ってみました。

購入は去年の10月末で、この2ヶ月ほどじっくり使ってみて
「思ったよりも全然いいぞこれ!」と
毎日ありがたみを感じ始めてきたので
レビューしたいと思います。




掃除機のない生活でした


あまり関係のない話なのですが、
僕はこの5年ほど掃除機が家にありませんでした。

もっぱら部屋の掃除は
クイックルワイパーみたいなやつと
箒とちりとりでやっていて
だいたいそれで満足している生活。

5年ほど前まで、3000円くらいで買った
スティック型の掃除機を使っていたのですが
コードをいちいち延ばしては片付けたりするのが
まぁとにかくめんどくさい!
その上、本体はスリムですが吸引力に乏しく
「もう掃除はクイックルでいいや…」と
布1枚に負けてしまう本体性能に嫌気がさして
そのまま今に至ったという感じです。

そういった日々に、特に困ることはなかったのですけど
先日、お米を米びつに移し替える際
手が滑って台所にぶちまけてしまったのを機に
「あ、やっぱり掃除機はあった方がいいぞこれ!」と
久しぶりに導入してみようと、
ちりとりの中の米を眺めながら思い直した次第。

早速いろいろ調べてみたところ、
最近ではコードレスの掃除機も充実してきてるみたいで
特にダイソンのものなんかは人気とのこと。
しかし、「うおダイソン高ぇ!7万するじゃん!」と
若干引き気味になったりしていました。

またもう少し調べてみたところ
「マキタ」という会社の出している
コードレス掃除機が評判よいのに気づきます。

このマキタという会社、
本当は工具メーカーとのことで
掃除機のカタログを見ようとすると
草刈り機やハンドドリルなどが出てきます。

■株式会社マキタ

草刈正雄さんかっこいい…。

草刈さんはさておき、
そんな高圧エア工具と掃除機を
同列に置かれてしまうと男の子にはたまりません。

「よくわかんないけど絶対この掃除機いいよ、買うしかないよ…」
と、もうろうとしながら早速注文。
届いてみたらものすごくよかった!という経緯でした。




いろんなモデルがあります!



今回、僕が買ったのは■CL100DWというモデルで
カプセル集塵型になります。

違うタイプで■CL102Dという
紙パック型もありますから
好みによってモデルを選べたりです。

ほかにもバッテリーが一回り小さい、
小型の■CL070DS■CL072DS
一回り大きいバッテリーを使った
■CL140FDRFW■CL141FDRFW■CL142FDRFW
一番大きいバッテリーの■CL182FDRFW■CL180FDRFWなどがあり
用途によって結構選べるかなぁという印象。
僕は価格と重量のバランスを考えてCL100DWを選びました。




構造はシンプル



カプセル集塵型はこんな感じで分解できて
たまったゴミはささっと捨てることができます。

カプセル型は1回1回ゴミが捨てれて手軽ではあるんですけど
フィルターが目詰まりしたときなんかに吸引力が落ちたりするので
紙フィルターの方がいいなぁという人もいますから
この辺はどちらを手間に感じるかで違うかもですね。

一応、このフィルターは水洗いも出来るのですけど
交換用のものも販売されています。


10枚入りなので本体が壊れるまで使えそうですね。




バッテリーは充電式



さて、この掃除機
バッテリーが外付け充電式になっています。

充電器は同梱されていますが
ごらんの通り結構大きいサイズ。
この辺はさすが工具だなぁといった感じです。

このバッテリー、フル充電で12分ほど使用可能とのこと。

僕は6畳の部屋を二つ掃除していますが
バッテリーは掃除が終わるまで切れることはないです。
相当広いおうちでなければ、バッテリーは十分もつと思うのですが
相当広いおうちの場合は、別売りでバッテリーだけも用意されています。


これを追加で買い足しておくと
兵長も満足してくれるくらい
掃除機をかけまれると思います。

アマゾンのレビューでは3年ほど使われた方がいらっしゃって
2年ぐらいまではバッテリーのへたりもなかったとのこと。
すごく参考になるレビューで助かります!

■Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: マキタ 10.8V充電式クリーナー CL100DW



実際使ってみての感想!



さて、実際に使ってみて思ったこととしては
「まーとにかく使いやすい!」の一言に限ります。

まずは電源コードがない開放感がすごくいいです!

「掃除機取り出す→コードを延ばす→コンセントに刺す→
掃除機かける→部屋の端に届かなくなる→コードを付け替える…」
みたいなことから一切解放されるのは
単純に掃除へのハードルを下げてくれて
気持ち的にもだいぶ楽になりました。

心配していた吸引力なのですけど
これは全く問題なしといったところ。
前に持っていたスティック型の掃除機よりも
ずっとずっと高性能です。
ヘッドが少し小さいような気がするのですが、
そのせいか床に対する吸着力(?)がかなりあって
すごくゴミをすってくれている感じがします。

あと、スティック型と比べて
手元に集塵するかたちになっているので
ヘッドが狭いところにも入ってくれるのも
割と使い勝手の良さにつながっているかもしれません。

普通の掃除機に比べて、本体やコードを
引きずり回さなくていいのは本当に楽ですー!






一応、本体には引っかけ金具もついているので
どこかしらにかけておくことも出来ます。






百均なんかでS字フックを買ってくれば
どこにでもぶら下げることができて
わりと便利だったりします。

バッテリーを充電しておけば
取り出してすぐに掃除機をかけれます。
ほんとにらくちんです!




欠点はほぼないんですけど…



唯一難点をあげるとするなら
「トリガーが固定できない」ということでしょうか。

掃除機のオンオフはこのトリガーが担ってるわけですが
ずっと掃除機をかけている間、これを握りこんでいないといけません。
広い範囲を掃除するときは、それが若干めんどくさい!
というより、ずっと握ってると疲れてきます。
なので、トリガー固定出来るとより掃除が楽になるかなーと思いました。


終わりに

といった感じで、マキタのCL100DWでした。

だいぶ長い間、掃除機のない生活を送っていたのですけど
やっぱり細かなところで「掃除機買うかなぁ…」ってことが
積み重なっていたりしました。

でもスティック型は性能低いし、
ちゃんとしたのは高いしかさばるしで
なかなか購入に踏み出せなかったのですけど
この掃除機は軽いわ安いわ使いやすいわで
「どうしてもっと早く買わなかったんだろ?」って思うくらい
今生活の一部としてかなりなじんで来てるくらい気に入ってます。

先ほど書いたとおり、バッテリー式ですから
あまり広いおうちだと全部屋回る前に
バッテリーがなくなってしまうかもしれません。
でも僕みたいな一人暮らしの人間なら
十分すぎるほど電池はもつと思います!

・部屋が狭くて掃除機置く場所がない!
・コード邪魔でめんどくさい!
・車の掃除をするのにコードレスがほしい


こういった方にはすっごいオススメです!

あまり関係ないんですけど、
先日博多のデパ地下でお総菜値引きを狙って
うろうろしていたときに
ふと清掃員の方が目に入りました。
コードレスの掃除機をもっていて
気になってよく見てみたところ、
まさにマキタのもので
バッテリーが大きいタイプのものでした。
「ほえー、こういうところでも使うくらい
しっかりした製品なのだなぁ」と
聞き慣れていない会社の製品だったので
ちょっとびっくりしたりで
やっぱりこれは買ってよかったのだなぁと
しみじみお総菜を買ってきた次第です。

絨毯多めの方にはバッテリー式の掃除機は
向いていないかもしれないんですけど
フローリングや畳の方にはとってもおすすめです!
気になる方は是非チェックされてみてください。




マキタ 10.8V充電式クリーナー CL100DW
マキタ
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259 ニッコールタンブラーを買ってみたのです。



こんなの買ってみました。
ニッコールです。






じゃん!
ナノクリ!





ではなく、タンブラーです。

2011年に、交換式レンズ風のタンブラーを発売して
カメラファンの間で話題になっていたりしたのですが、
しばらくして生産終了になったみたいで入手できませんでした。

先日タンブラー周りのエントリーを書いたのですが、
そのときいろいろなやんで
「レンズタンブラーおもしろいんじゃないかな?」と思い
一度購入まで考えて調べてみたところ
どこのお店も在庫切れになっていて
結局スタバのステンレスタンブラーにした、という感じでした。

最近、そのタンブラーでコーヒーを飲みながら
ニュースをあさっていたところ
「レンズタンブラー、復活するよ!しかも2個!」
と、突然の発表があったりして思わず注文。
年が明ける前に届いたのでしっかり使ってみました。






箱から開けるとこんな感じで包まれています。






レンズ袋と違って安いビニール素材ですね。






上から見るとこんな感じで、
ほんとにレンズと区別がつきません。
よく見るとレンズキャップの部分が
動かない感じがするので
「あ、これタンブラーか」って思うんですけど
レンズ群のなかに忍び込んでたら
まったく気づかないくらいだと思います。






底はこんな感じ。






キャップは外れるように作られていて
外すとねじが見えます。

マウントはさすがに同じようには作られていないので
カメラにはめることは出来ません。






さて、このネジ
気になってしまったので外してみました。






ネジを取ったら中身が取り出せました。

こんな感じでステンレスの容器に
プラスチックのガワがある形になっています。






この構造は先日書いたタンブラーの記事で出てきた
プラスチックタンブラーによく似ています。

■256 最近お気に入りのタンブラー(飲む方)なのです。 | almostdead

1週間ほどじっくり使ってみたのですが、
やはり保温性はそこまで高くありませんでした。

加えて、このレンズタンブラーは
飲む際には必ずふたを取り外す形になるので
開け閉めがすごく面倒な上に
開けっ放しにしておくとものすごい勢いで
中の熱が逃げて行ってしまいます。

ですので、保温性という意味ではあまり効果的ではない作りです。
気持ち的には「あまり冷めないマグカップ」くらいに
考えておくと使いやすいかもしれません。






ステンレスの底の方にはねじ穴があり
これでネジを固定しています。






今回、再販に当たって
こういったスタンドがつくようになりました。

どうしても構造上不安定になってしまうので
ここに乗せて倒れないようにする気遣いパーツみたいです。
前のモデルには付属してなかったとのことで
今回は単体での販売もしているとのこと。

■ニッコールタンブラー用スタンド – その他のGOODS | NikonDirect – ニコンダイレクト

今回再販した2種には最初からついているので
前モデルで気になっていた方への配慮ですね。






どのくらい気密性があるか気になって
台所で水を入れてふたを閉め、
逆さにしてぶんぶん振ってみました。

さすがに逆さにすると若干水が漏れるみたいで
ぽたぽたと水滴がふたから垂れてきます。
なので、水筒の代わりに使おうとすると
カバンがぬれてしまうかもなので注意が必要ですね。

あと、ふたをきつく閉めすぎると
ふたを開ける際にステンレス本体が内部で回転してしまい
ネジが外れてケースからとれてしまうことがありました。

そういった感じの使用感ですから
僕がこのタンブラーを使う際は
「ティーパックのお茶を入れておいて
お湯を足しながら楽しむ」といったやり方にしています。

これならお茶を蒸らすときにふたが役に立ちますし
後からお湯を差したりするので保温性も気にならないというか
ちょうど飲み頃な温度がずっと続いてくれるので助かります。
どちらかというと珈琲よりも紅茶、緑茶向きかも!

イメージ的にはタンブラーというよりも
「容量が大きい(420ml)、保温性の高いコップ」
といった感じで扱うと仲良くなれるかもしれません。






といった感じで、ニッコールのレンズタンブラーでした。

値段は3780円とちょっとお高めなんですけど
見た目は本当にレンズそっくりで
微妙に凝った作りになっていたりと
とても楽しい一品です。

食器棚に並んでいると「なんだこりゃ?」って
自分でも思ってしまってすごく面白いので
結構オススメかもしれません。

販売はニコンダイレクトストアとオンラインショップのみの扱いみたい。
■ニッコールタンブラー 24-70(スタンド付) – その他のGOODS | NikonDirect – ニコンダイレクト
■ニッコールタンブラー Micro 60(スタンド付) – その他のGOODS | NikonDirect – ニコンダイレクト

楽天にもダイレクトショップはあります。

ニッコールタンブラー 24-70(スタンド付)

ニッコールタンブラー 24-70(スタンド付)
価格:3,780円(税込、送料別)



こういった異様に出来のいい
気合いの入った商品って
見ているだけでも楽しいですし、
使ってみても結構満足度が高くて
すごく気に入ってしまいました。

普通に使用感なんかでオススメするなら
前回書いたステンレス製タンブラーを推すんですけど
見た目の満足感まで含めるとレンズタンブラーも
すごく面白いと思います。
気になる方は是非!


258 今年じゃなくなったけどカメラは買ってよかったと思うのです。

後半はカメラの話です。
さて、「主に使用頻度であげていく」といった感じの
今年買ってよかったものまとめ。
年をまたいでしまいましたが、もう少し書いていこうと思います。

前半では主に家電系の話になっていましたが
後半はカメラの話がメインになりそうです。



カメラはベストバイじゃないけれど…

なんだかんだで2013年は
カメラをよく触った1年でした。

いろいろ思うところがあったのですが、
「やっぱり一度はちゃんと勉強しておかねばなるまい」と
腹をくくって飛び込んでみたフルサイズ。
結果的にはすごくおもしろかったですし、
前半にも書いた「リセールスバリュー」ということを
すごく考えさせられる機会だったと思います。

写真左はレビューでも書いたソニーのα7。
右はレビューは書けなかったのですが
ニコンのD800という機種です。


■250 福岡で開催されたソニーのα7/7Rの特別体験会に行ってきたのです。 | almostdead
■251 【レビュー】 SONYのフルサイズ機「α7」が届いたのです(開梱編)。 | almostdead
■254 【レビュー】 SONYのフルサイズ機「α7」が届いたのです(使ってみた編)。 | almostdead

■248 【レビュー】ソニーのミラーレス、「NEX-5R」をじっくり使ってみたのです。(前編) | almostdead
■249 【レビュー】ソニーのミラーレス、「NEX-5R」をじっくり使ってみたのです。(後編) | almostdead

■175 【レビュー】 SONYのミラーレス一眼「NEX-5」を購入したのです。(前編) | almostdead
■176 【レビュー】 SONYのミラーレス一眼「NEX-5」を購入したのです。(後編) | almostdead

■166 カメラの設定について、過去の自分に教えたかったことをまとめたのです。 | almostdead

■133 【レビュー】OLYMPUS PEN mini E-PM1をじっくり使ったのです。 | almostdead


ざっくりカメラのエントリーの一覧です。

そもそも「カメラをちゃんとしよう」と思い始めたのは
安くなってきた「E-PM1」を触ってからでした。

そのときは「カメラって高いなぁ…iPhoneでいいじゃん」って
思っていたのですが、正直いって今でもその気持ちは変わりません。

「じゃあカメラ触ってみて後悔してるの?」
って聞かれると、存外そうでもなくって
なかなか一言では説明がしづらい感じです。
せっかくのまとめエントリーなので
今回は一言ではなく、だらーっと書いてみようと思います。



「説明するために画像が必要」
すっごい極端な話をすると、
こうやってブログを書いていなければ
カメラを触ることは確実になかったと思います。

僕の場合ですと「写真を撮る楽しみ」というのは
そこまで重要ではなくて、
「人に説明する時に画像があると便利」
という部分の方がすごく大きいです。

なんか自分でもよくわからないんですけど
いいものに出会ったりすると
「これのここがいいんだよー!!」と
すごく力説したくなってしまう癖があるみたいで
そこが転じて「きちんと伝えたい」だとか
「相手がわかりやすいようにいろいろしたい」だとか
そういった欲求があったりなかったりしています。

たとえば、旅の道中にあったことや、
買ってよかった便利な製品を説明するときに
どうしても言葉だけでは足らない部分があったりして
そういったときに写真や動画などが必要だなぁと思ってしまいます。
(本当は実物や現場が取り出せればいいんですけど)

そこで必要になってくるのが「カメラ」なんですけど
カメラって意外と持ち運ばないんですよね。
でもiPhoneやスマホならいつでもポケットに入れていて
そちらの方で写真が撮れてしまいますし、
カメラで画像を確認するよりも
スマホで確認した方が管理がしやすかったりします。
ですので、先述の通り「iPhoneで十分」って意見は
今でもそんなに変わっていない感じです。



じゃあなんでカメラが必要なの?
カメラを扱うのに最大の欠点は
先ほどの通り「持ち運ばない」ということ。
だって重いもん。

対して、iPhoneやスマホは先ほど書いたとおり
だいたいポケットに入れて持ち歩いていますから
突然訪れるシャッターチャンスなどにも
きちんと対応出来てしまうわけです。

カメラは、極端な書き方をすると
「シャッターチャンスを捕らえられなければ意味がない代物」
だと、僕は思っています。
言い方を変えると「いつでも肌身離さず持っておくべき」
というのがカメラに求められる部分でもあるわけです。

その点だけで語ろうとすると
やっぱり「スマホ最強説」になっちゃって
ともすれば「カメラ不要論」に行き着いてしまいます。
けど、カメラはやっぱり必要なのじゃぜ!





極端な例でいうと、こういった超広角域は
スマホでは絶対にとれないんです。
これが僕の中ではカメラを持つ理由になっています。






スマホやiPhoneなら、さっきの例でいうと
「買ってよかった便利なもの」までなら
十二分に撮影をまかなうことが出来ます。
基本的にこのブログでレビューしているものの写真は
iPhoneで撮影していたりして、すごく便利に使ってます。

ただ、もう一つの例でいうと
「現場の写真」みたいなものは
iPhoneではすごくまかないにくいのです。






たとえば「山に行ってきたよ!」って
言葉で説明すると「ふん、山いったのね」で
終わるんですけど、こういった写真を合わせて出すと
「どこ行ってきたの!?」って反応されたりします。
そうやって食いついてもらえれば
すこし説明もしやすくなったりします。
その「すこし」って部分だけでも
重いカメラを持ち運ぶ価値があると僕は思います。






あと、部屋の写真とかで壁ぎりぎりまで寄っても
全体をとるのとか難しかったりするときにも
超広角ってすごく便利です。
この写真は、後ろに船から下りるお客さんが
すっごいひしめき合っていて
これ以上下がれない状態で撮ったのですけど
わりと視界に入っている全体を撮影できたりしました。

「自分の立っている場所の説明」なんかは
割と難しかったりするので、こういった機材は本当に助かります。



「超広角と望遠」ってほんとに大事!


蓮の花は池の上に浮いているので
やっぱりiPhoneで撮るのは難しいです。
こういうときは望遠が活躍してくれて、
これもまたiPhoneでは撮りづらい素材です。






花畑の入り込めないところを切り取ったりだとか。






圧縮効果で遊んだりだとか、
そういった使い方が出来るのは
レンズ交換式ならではかな?と思います。






反面、こういった写真は割とiPhoneでも
まかなえてしまうので、
やっぱりカメラを使う理由を考えると
「自分の立ち位置からの視界を収めたいとき」や
「手の届かない範囲を詳しく見たいとき」など
画像の器用さ的なものを求めるのに
抜群の威力があるなと思います。

そんな感じで、僕の場合は
「iPhoneの便利さ+カメラの器用さ」
といった組み合わせがすごくいいみたい。

カメラ単体ではデータを扱うことは出来ません。
iPhoneだけでは足りない部分があります。
なので、カメラとiPhoneをWi-Fiなどで
上手に連携させてあげると
ものすごく足回りのよいシステムになる、という印象です。




カメラが外に連れて行ってくれる
もう一つ、僕の中でカメラを持ってみてよかったと思うことに
「被写体を探してうろうろするようになる」ということがありました。

せっかく買ったものですからどこかしらで使いたいわけです。
部屋の中だけではすぐに飽きてしまいますから、
「じゃあこれを持ってどっかきれいなものを探しに行こう」とか
いろいろ考えちゃったりします。

夏頃には蓮の花を見に早朝から電車に乗って
一人で街のはずれまで散歩しにいって
汗だくで帰ってきたりもしました。
今までではおおよそ思いつかなかったような
行動もとってしまうあたり、カメラの恐ろしいところだと思います。

僕みたいな出不精の人間でも
なにかしら面白いことを家の外に求めるようになるのは
iPhoneではあまり考えなかったことかもしれません。

カメラだけの話ではなく、
たとえば高性能で軽量なノートPCを買ったとすると
出先でちょちょっと仕事をしたりだとか
今まで机に縛られていた範囲からすこしだけ
行動が変わっていったりします。

デバイスによって自分の行動範囲が変わるのは
存外面白かったりしますし、
そういったことを求めて新しいデバイスに触れるという
側面もあったりすると思います。

きれいな画像を作ることが出来るのがカメラの性能なら
それを持ち運んで遊べる付加価値はなかなかお得感があり
僕にはとても楽しいデバイスになってくれました。




でもやっぱ重いわ


でもやっぱり重いです。カメラ。

α7の時にも書いたんですけど
D800+28-300mmの組み合わせは2キロ近くになります。

冒頭にも書きましたが、
もうこのカメラは手放しています。
売却した理由の一つに
「1日振り回していて首肩を痛めた」
ということがありました。

デジイチはレンズが交換できる反面、
当たり前の話ですが、交換するレンズも一緒に
持ち歩いたりするわけです。

必要なレンズを鞄に詰め込むと
その他の機材と併せてなんだかんだで
5kg近い重量になったりすることもあります。

これをボディバッグで肩から提げていると
まぁ昼過ぎ頃にはへとへとになりますし
翌朝は「なんか肩に違和感がある」となります。
繰り返していたところ鎖骨のあたりに
鋭い痛みが走るようになってしまって
どうにもならなくなってしまいました。

そんなことがあったりして
「軽いカメラを…軽くて高性能なやつを…」と
α7に飛びつきました。
実際このカメラ、前に書いたレビューの通りすごくいいです。
ただ、D800+28-300mmは売却した今でも
便利ズームを基軸とした構成なら
最強に近いシステムだったなぁと
ぼんやり思ってしまいます。

持ち運ぶことと重さの関係は
カメラだけでなく、いろんなところで
最大公約数を自分で探し出すことが必要になり
そういった意味ではD800を使えたのは
貴重な情報を得る機会でした。



なんかだらだらと書いてしまいましたけど
結局のところ、カメラは食洗機ほど便利ではないです。

当たり前の話ですが、いくらきれいに写真を撮ろうが
カメラはカメラなので用途は限られます。
そういった意味では全くベストバイではないのですが、
僕の中では「説明するのに便利!」「なんだかんだで外に出る」
「デバイスの勉強になる」という部分ですごく役に立ってくれました。

特に「デバイスとしてのカメラ」を考えていくと
「一瞬で15MBの画像データを生成するマシン」として見たときに
そのでかい画像をスムーズに表示できるタブレットないしPCを
どう用意したものか、そのデータをどう扱って
どういった形でだれと共有していくの?だとか、
いろんなことを組み立て直さないといけなくなったりして
とても刺激的で面白みのあるデバイスです。

と、こうやって書けば書くほど
用途として普通のひとにはおすすめしづらくなっていくのですけど
・人に何か説明することがある
・なんか手ぶらで外に出るのがもったいない
・タブレット買ったけどうまく使えていない
・ブログやってる

こういった方にはちょっとおすすめしたくなったりします。

「α7いいよ!レンズないから今買うべきじゃないけど!」
と、おすすめしたいけど出来ない事情も含めて
フルサイズ機はすごくおすすめなんですけど
早くツァイスのF4超広角きてくれー!!と言ったところです。

ほんとにカメラに関しては
話すことが尽きない感じです。
なんだかんだ書きましたけど
2013年で買ったものの中で
「買ってよかったー」と思えるデバイスの
ひとつにはなっていると思います。



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