先日、カメラのレビューをした際に
「設定とかよくわかんないので、
ポケットから出してぱぱっと撮れるものを選んだ」と書きました。
■133 【レビュー】OLYMPUS PEN mini E-PM1をじっくり使ったのです。 | almostdead
なんだかんだで、レビューに書いたE-PM1は手放すことになり、
嫁いでいった先で元気に活躍しているそうです。
曰く、「すごくキレイに撮れる!」とのこと。
代わりに僕の手元に入ってきたのは
中古のカメラ屋さんでたまたま見つけた
「NEX-5」という機種。
■NEX-5D | デジタル一眼カメラ“α”(アルファ)[Eマウント] | ソニー
こちらのレンズが1本無い状態のものが
安くあったので、購入してみたところ
なんか自分がイメージするような写真が撮れず四苦八苦。
しょうがないので、ざっくりとカメラの機能について
自分なりに調べてみたのが以下になります。
内容はカメラ初心者の素人が書いたものなので
間違いがあると思います。
最近、友人にこれを書いたものを渡したところ
「だいぶ意味が分かるようになった!」と
それなりに喜んでくれたのでまぁいいかと思います。
正直、自分もこういった軽めの内容でいいので
カメラを買った当初に渡して欲しかった!と
思うくらいには、カメラのことって調べにくい!
さらには、ここにホワイトバランスや色温度、
センサーの大きさとかいろんなことが入ってきて
組み合わせ無限大!みたいなことになります。
写真で補足。
パンケーキレンズと望遠レンズを上から取ったところです。
長さが結構違います。
ただ、単焦点レンズでも
長いものがあったりします。
後日NEXのレビューは書くつもりですが
APS-Cの50mmって無茶苦茶使いづらい!!
「Eマウントでならマストバイ!」みたいな
レビューを読んで買ってみたのですが
僕の使い方にはあまりあわなかったようです。
そんなぬるめのカメラ生活を送っていますが
設定が分かるようになってからは
撮影を存分に楽しく遊んでいます。
僕と違ってちゃんとカメラが好きな友人に
分からないことや装備のことなどを聞きながら
いじったりするのはなかなかメカメカしくて楽しいです。
ミラーレスやイチデジを購入されて「よくわからん」と
僕みたいになっている方の参考になれば幸いです。
「 2013年04月 」一覧
164 電王戦第2局、佐藤慎一四段敗北。
■サトシンの将棋と私生活50-50日記 申し訳ない
■サトシンの将棋と私生活50-50日記 本当の悔しさ
コンピュータvs人間の将棋対決で
史上初、現役男性棋士が敗北しました。
ニコ生で中継されていて
その対局を、固唾を呑んで見守っていました。
投了の瞬間をみるのは本当に悪夢に近かったです。
僕個人としては「今現在、もしくは近い将来に
プロ棋士はコンピュータ将棋勝てなくなる」と思っていましたし、
失礼な話なのですが、佐藤慎一四段も負けると思っていました。
しかしながら、負けることを望んでいたのではなく、
猛烈に、心の底から勝って欲しいと願っていただけに
「負けました」の一言を聞いたときに
腰から崩れ落ちるくらい力が消えてしまいました。
これを書いている今もちょっと涙目です。
将棋は長い歴史があり、見守るファンもすごく長く
プロ棋士の活躍に付き添っています。
その中でのコンピュータとの対局は
「勝って当然、負けたら死ね」くらいの温度になっていて
正直「こんな勝負やらなきゃいいのに」と思ってしまうくらい
強烈な言葉の暴力が待ち受ける対局になっていました。
そして、敗北。
佐藤さんのブログのコメントには
本当に真摯なファンのコメントと共に
猛烈な罵詈雑言や悪意の垣間見えるコメントも
かなり存在していて、この状況は敗北以上に胸が痛みます。
ただしかし、「これが勝負の世界に生きる」と
いうことであるのだなとも思います。
将棋の世界というのは「奨励会」という
プロの養成機関に入るところから始まり、
基本的に奨励会に入れるのは極限られた
才能と実力のある子供達に限られます。
そして、神童と言われる将棋の才能がある子供達を競い合わせ
三段にまで上り詰めた天才の中の天才たちの
4人だけがプロになることを許されるわけです。
(半年に1回二人がプロ入り、年2回で4人)
加えて、奨励会には年齢制限があり
「26歳までにプロになれなかったら退会」という規定があります。
2012年、荒木宣貴三段は年齢規定での退会になりました。
17歳から10年間、三段に在籍していて
プロをあきらめることになったというのは
想像を絶する挫折があると思います。
■さわやか日記 – 21~40件目
亡くなられた米長邦雄永世棋聖の日記に
荒木さんが退会されたことに触れています。
そんな過酷な条件の中で「勝負の世界に生きる」ということを
選び、また勝ち抜いてきたのがプロ棋士です。
僕はものすごくプロの棋士の方を尊敬しています。
ですから、今回のポナンザとの敗北は本当に心が軋みました。
そしてその後の罵倒の嵐は気持ちがおろし金で
すりおろされていくような痛みがありました。
冒頭にかいたとおり、これからもプロ棋士が
コンピュータに負けることは続くと思いますし、
いつかコンピュータに勝てなくなる日もくるとおもいます。
ただそれは「コンピュータに打ち込んだ演奏は絶対ミスをしない」とか
「車の方が100m走るの人間より早い」とか、そういった話と近くなります。
羽生さんも「勝負をやるだけならジャンケンでじゃないですか」と
おっしゃっていて、肝要なのはその内容であると示唆しています。
勝負の世界は「勝つ」ということが絶対唯一ではあります。
しかし「負ける」ということが必ずしも
全てを否定されることではありません。
問題はその「負け」から「何を得る」のか、
なにを吸収して、どう繋げていくのか、
そういった責任が負けた瞬間に発生し、
その責任を全うすることがこれからの
生き方に課せられると思っています。
そういった重荷を佐藤さんは背負いました。
コンピュータ将棋が発展していくなかで
プロ棋士のだれかが必ず背負わないといけなかった
ものすごく重い責任です。
その重さは一人では支えきれるものではないと思います。
ですから、佐藤慎一四段の重荷がすこしでも軽くなるよう
僕はこれからも佐藤四段を応援していきたいですし、
将棋の世界を見続けていたいと思っています。
163 しばらく更新が開いてしまったのです。
ブログではお久しぶりです。
1週間ほど更新がとまってしまいました。
その間、何をしていたかというと、
主に「新刊の書き下ろし作業」「溜まっていたお仕事のやっつけ」
「うん、やるよやるよ!と安請け合いした作業との格闘」といったところで
描き下ろし作業以外は現在進行形で行っています。
ペース配分をミスることはないのですけど、
途中身体にガタがきてしまい、
毎日整体で1時間ずつ取られてしまうのは誤算でした。
しかしながら、左肩の痛みは半分以下になって
腰痛の悪化も徐々にスピードダウンしています。(治るわけではない)
特に無理をしているつもりもなく、
やること自体も楽しいので
あひゃひゃ!とやっているわけですけど
身体がついて来ないのだけが残念です。
ここのところ、日中は暖かくなってきたので
そろそろ散歩なんかも楽しい時期になってきました。
隙を見つけて近所をうろうろ探索すると
かるい運動になって良いかもしれないですね。
圧縮しなければならない作業量も一区切りついたので
のんびりしつつ、且つテキパキこなしていけたら良いなと思います。