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247 「フルサイズミラーレスα7・α7R」とD600・800、6D・5D3を比較検討してみたのです。

ソニーのフルサイズミラーレスα7!

長らく噂に上がっていたソニーのフルサイズ機が
昨日発表されました。

噂自体は今年の1月頃から出始めていて
この10ヶ月ほどみんなをそわそわさせていたりと
待ちに待ったα7。
いろいろ気になる点があったので
自分用に一覧を書き起こしてみました。



ってか、「フルサイズ」ってなに?

現在フルサイズ機を出しているのは
大まかにいって「キヤノン」「ニコン」「ソニー」の3社になります。

「フルサイズって、なに?」と聞かれると
すっごいざっくり言って
「写真がものすごくきれいに撮れるカメラ!」
と答えることにしています。
そして、「ものすごく高いカメラ!」と付け加えます。

ものすごくきれいに撮れる分、
ものすごく高かったりしたのですが
最近はエントリーモデルも登場して
それなりに手が届く価格帯になってきました。

今回発表のあった「α7」と「α7R」も
価格帯を分けてあって
おそらく前者がエントリーモデル、
後者がフラグシップといった感じ。
(公式ではα99が最上位モデルと言ってるみたい)

ソニーは現行で「α99」というフルサイズ機を出していて
キヤノンの「5D markⅢ」、ニコンの「D800(E)」と並んでいます。

去年末あたりからニコンとキヤノンは
フルサイズのエントリーモデルを発表。
各社が割と本気でフルサイズクラスを
普及させる動きになってきていて、
ソニーもそれに追随するか?と
みんな見守っていたところに
冒頭で説明した「フルサイズNEX」の
噂が流れ始めて、今回の発表に至りました。

「フルサイズミラーレス」ということ自体
かなり意欲的な作りな上に、
価格面でもかなり意欲的というか
「本気でニコンとキヤノンを超えに来た」
というのが伝わってくる、
すごくおもしろい展開になっていて
僕の中ではすっごく盛り上がっています。



各社フルサイズ下位機との比較






自分の中でも情報がごちゃついていたので
3社のエントリーモデルをざっくり並べて整理してみました。

今回発表された「α7」が、価格面でも性能面でも
かなりがんばっているのがわかります。

特に「重量」が他2社のものよりもずば抜けて軽く
今まで「フルサイズは重い」が常識だったところに
大きく風穴を開けにきていてすごくソワソワ!

先日、5D markⅢを借りる機会があって
フルサイズの性能を存分に堪能したのですけど
やっぱりその重さがすっごくネックになったりしました。

重さってなかなか伝えづらい部分なのですけど
すごく簡単にいうと
「モバイルノートPCを片手で一日中振り回す」
って重さが、フルサイズの当たり前だったので
α7の軽さってすごく魅力的に映ります。

加えて「バリアングル」を採用しているのもポイント高いです。

バリアングルというのは「背面液晶が動くよー」ってやつで、
これが動くとかなり撮影の幅が広がります。

たとえば、道ばたで猫に出会ったりしたときに
地面すれすれで撮影するとします。
ファインダーをのぞきながらだと
「orz」みたいな体勢になってしまい
かなり身体的にもきついですし
端から見ると不気味かなぁって思ってしまいます。

背面液晶が動かなくても
撮影はできるのですけど、
やっぱり上に向いてくれるのとでは
自由度が違ったりして、
撮影が快適で楽しくなります。

今までフルサイズでバリアングルモニターを
採用しているのはソニーのα99だけで
ニコンもキヤノンも固定液晶だけでした。

今回α7でも採用されて、個人的には
すごく魅力的に映ってしまいます。
撮っているところを想像すると
腰の負担が軽くなりそうでとてもワクワク!
すっごい触ってみたいです!




各社フルサイズ上位機との比較




こちらは上位機種との比較。
やっぱりα7Rがずば抜けて安いです。

ざっくりした機能周りでの比較になってるので
目安程度にお願いしたいのですけど、
こんなに価格差があるとは正直思っていませんでした。

「価格が安いとしても肝心の性能はどうなのよ?」
というのがすっごくきになるところ。

D800も5D3も、ものすごくいい機種で
価格に似合った性能を持っていると思います。

加えて、今回α7、α7Rは「αマウント」でなく
「Eマウント」と採用しています。

すごく簡単に書くと
「今まで作ったレンズじゃなくて
1から全部作り直しになるよー」って感じで
過去のレンズ資産を、全部切り離したスタートになっています。

当たり前の話ですが
「カメラはレンズがないと撮影できない」です。

その肝心のレンズのほとんどが
今後新しく作っていくことになっていて、
発売日に購入できるレンズは
「SEL2870」と「SEL35F28Z」の2本だけで
他に用意されている3本は
2013年3月までに順次発売していく予定になっています。

「マウント使えばいいじゃん」とか
「一応クロップだけど現行のEマウントも使えるよ」
というのはあるのですけど、
レンズがネイティブであるかないかって
結構重要な気がします。
前者だとせっかくボディが軽いのに
マウントつけるのもったいないですし、
後者だとフルサイズの性能を100%発揮できません。

あと、個人的な好みなんですけど
ラインナップされているレンズの中に
超広角域のものがなく、
この点もすこし気になっています。

これまた個人的な意見なのですが、
「カメラは使いたいレンズで選べ」というのが
最近思うことで、そういった意味では
「本体安くても使いたいレンズないじゃん!」
と、割と本末転倒なことにもなりかねません。

ただ、こういった問題は
時間とともに解決していくものですし、
逆に時間がたてばニコン、キヤノンの2社も
「うかうかしてられねえ」と
新機種などでの価格競争が生まれる可能性があります。

そういった意味でも、今回のα7、α7Rという機種は
すごく可能性と示唆に満ちた意欲的なカメラで
ソニーの姿勢を応援したい気持ちです!




長々と書きましたけど・・・


と、発表を受けて思ったことを
つらつらと書いてみましたが、
昨日今日カメラに興味が出たニワカの
戯れ言だと鼻で笑ってくれれば幸いです。

機体もまだ発表されたばかりで
購入者のレビューもない状態ですから
公式の実写サンプルのみの
少ない情報でしか判断できません。

■撮影サンプル | α7 | デジタル一眼カメラ“α”(アルファ)[Eマウント] | ソニー
■撮影サンプル | α7R | デジタル一眼カメラ“α”(アルファ)[Eマウント] | ソニー

特に、先ほど書いたとおり
レンズの不足がこれからレビューを
直撃していくと思います。

ニコン、キヤノンは「大三元」と呼ばれる
レンズ群がずば抜けていて、
高性能なカメラ本体を余す所なく
使いこなせる安定感も魅力の一つです。

このでかすぎる二社の牙城を
切り崩すことができるのか、
今後ともすごくおもしろそう!

個人的にはレンズの話を差し引いても
できれば購入してソニーを応援したい気持ちがあります。

とりあえずは、11/15の発売を待って
購入者の方々のレビューを熟読してから
いろいろ判断したいなと思っています。



Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 6Dボディ EOS6D
キヤノン (2012-11-30)
売り上げランキング: 33,293



SONY デジタル一眼カメラ α7ズームレンズキット ILCE-7K/B
ソニー (2013-11-15)
売り上げランキング: 35,136

SONY デジタル一眼カメラ α7 ボディ ILCE-7/B
ソニー (2013-11-15)
売り上げランキング: 9,282


SONY デジタル一眼カメラ α7R ボディ ILCE-7R/B
ソニー (2013-11-15)
売り上げランキング: 16,916


SONY Eマウント交換レンズ Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA SEL35F28Z
ソニー (2013-11-15)
売り上げランキング: 30,505



SONY マウントアダプター LA-EA4
ソニー (2013-11-15)
売り上げランキング: 4,586


Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 5D Mark III ボディ EOS5DMK3
キヤノン (2012-03-22)
売り上げランキング: 30,755


Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 6Dボディ EOS6D
キヤノン (2012-11-30)
売り上げランキング: 33,293



Nikon デジタル一眼レフカメラ D800 ボディー D800
ニコン (2012-03-22)
売り上げランキング: 13,997


Nikon デジタル一眼レフカメラ D800E ボディー D800E
ニコン (2012-04-12)
売り上げランキング: 63,480


Nikon デジタル一眼レフカメラ D610
ニコン (2013-10-19)
売り上げランキング: 14,362


246 久々に更新なのです。



しあわせ少女ゆうかちゃん。

お疲れ様です。
久々にブログを更新しています。
約一ヶ月空きました。

前回のエントリーで少し書いたのですが、
現在、しっかりしたモバイルデバイスが
iPhone5のみになってしまっていて
家にいないとなかなかブログを書くことも難しかったりします。

「ワードプレスなんだから純正アプリとか
するぷろとか使えばiPhoneからでもいけるじゃん甘えんな」
みたいなこともちょっと考えはするものの
iPhoneで文章を書こうとすると
前後の文脈がつながらなくなることが往々にしてあり、
結局なに書いてるのかわからないまま
目的駅に着いてしまうを繰り返してしまいます。
人によってはiPhoneのみでブログを
書かれてる方もいらっしゃるみたいで
文章の基礎力が足りないなぁと思うものの
こういうのってどう鍛えていいかよくわかりません。
あと外に出ると基本不安に陥って
脂汗が出てきたりするので
あまり文章を書ける状態でもないのが
原因の一つにも挙げられるかなと思います。

さて、そんなことはさておき
また気分に合わせて、何かしら買ったもののレビューとか
デジモノについてのあれこれを書いていきたい方針です。

いつもなにかをするときには
「それってやる価値あんの?」と
頭の中でなにかがささやいては
手が止まったりしてしまいます。

ですので、こうやってブログやサイトで何かをやるときには
ある程度ひとの役に立つような何かを中心に
やっていくことにしています。
役立つといってもだいぶ限定されている気もしますけど。

ブログをワードプレスに変えたのが
2012年の8/17でもう1年過ぎたの!?ひええ・・・。

ワードプレスに変えたおかげで検索の結果などが
わかりやすく出力されたりして、
書いたもののどれが人の目にとまっているか、
なんとなく役に立ってるんじゃないかなぁ?という
反応があるかといえば、やっぱりデジモノのレビューみたい。

僕自身、デジモノを買うときには
なるべく購入した方の使用感を熟読して
自分のやりたいことと照らし合わせて
購入を決めたりしています。

購入を決める際に読むレビューは
「どれか一つの記事だけでいい」ということはなく
「僕はこういった使い方をしています」的に書かれたものを
いくつか集めていって、いろいろ考えることにしています。

ですから「僕自身、購入を決めた理由」や
「なんのためにそれが必要だったか」などを
まとめておくのは購入を考えてる方には
役立つのではないか?と思っています。
極端に言えば「購入前に自分が知りたかったことを
過去の自分に向けて書いている」という感じです。

正直言えば「これ誰かが教えてくれれば自分でやらなくてすんだのに・・・!」
ってことも多かったりして、購入を失敗したなぁってことも
ままあったりするのですけど、逆にその失敗も含めて
過去の自分に教えたいなと思うのであれば
レビューとしてまとめる価値はあるかな?と感じています。

レビューもそうなのですけど、
人に何か伝えるということはなかなか難しくて
いつも七転八倒しながらやっています。
ただ、難しいからといってやらない、とかって
なんか違う気がするので
これからも七転八倒しながら
続けていきたいなぁと思っているところです。

時に、写真のしあわせ少女は
太宰府インターに入る際、
左手側に見える看板です。
経年変化が興味深かったのでパシャリ。
車に乗っているときに撮ったものなので
機会があればきちんと正面から撮ってみたいです。


245 iPad miniとロジのキーボードがすごくよかったのです。



SIMフリーのiPad miniと
ロジのTM710というキーボードが
抜群の相性で、かなり使いやすくて
ブログなどはこちらで下書きしたりしていました。

TM710というキーボードは
iPad用のキーボードTK710の
ミニ版といった感じの製品。

■almostdead | 2181
基本的にはこちらと同じ感じで
「たたんで画面保護、立ててノートPC風」の
すごくスリムでスマートな作りになっています。

iPad miniとの組み合わせの利点として
「小さくなった分、重量が軽くなった」という点が上げられ、
逆にデメリットとして「小さくなった分、削られたキーがある」
という点も上げられます。

特に「削られたキー」問題としては
左側のTabキーやShiftキーが
丸ごとなくなってしまいました。

その影響で、キーボード自体の中心が
左にぐっと寄ってしまったこともあって
最初はすこし戸惑う感じ。
ただ、これは30分もするとすらっと慣れました。

それ以外、気になるところは他になくて
キータッチの良さと重量の軽さ、
なによりiPad miniと合わせたときの一体感が
すごくよくってずっと持ち歩いていたのですけど、
最近、機材入れ替えの事情があり
友人に譲ることになってしまいました。

「SIMフリー機なので格安SIMを刺しておけば
場所を気にせず、どこでもネットにつながる安心感」と
「PCに近い形で入力が出来る、ブログくらいなら
写真の取り込みも含めてこれで完結できる頼もしさ」、
「1,2日ならバッテリーの心配をしなくていいという
モバイルデバイスのある種の完成形」が
見た目も機能も美しくて大変気に入っていました。

カバンに入れておけば、出先で時間を潰さないといけなくなった際など
喫茶店でぱぱぱっといろんな文章の下準備ができましたし、
加えて、「iMessage」というデフォルトメールアプリのアドレスを
手持ちのiPhoneと一緒にしておくと、
携帯メールが完全同期できる、という仕様で
「iPadを使ってキーボードからメールを打つ」ということが
すごく簡単にできるようになっていたのも
個人的にはすごくポイントが高かったです。

正直、今になっても買い戻すか考えてしまうくらいの使い勝手でした。
10月末頃に新型iPadの噂がありますし、
SIMフリー機を買った当時よりも円安が進んでいて
かなり高くなってしまっている現状では
まだもう少しガマンする必要があります。

ただ、iPad miniが新型になったとしても
このTM710というキーボードが
装着できるのか?という問題もあって
「新しければいい!」というのも
僕には当てはまらないなぁと思っています。

現状、機材を整理しまくったので
モバイルデバイスはiPhone5と
旧Nexus7しか手元にありません。

手放してみると、やっぱりiPadって
制限はかなり多いものの、
ビュアーとしての使いやすさは
頭二つ分くらい飛び抜けていて
「自分に何が必要で何が不必要なのか」を
もう一回考える良い機会になりました。

もうちょっとの間、もやもやーっと
デバイス周りのことを考えてみようと思います。




243 日記なのです。



コンビニに炭酸水を買いに行ったら
九井諒子さんの単行本がおいてあって
すごいなーと思いました。


242 【レビュー】ちびファイ MZK-RP150N というルーターを買ったのです。



先日、Try WiMAXというサービスで
自宅の電波環境を調べてみた、という話を書きました。

■240 【Try WiMAX】 UQのトライWiMAXでURoad-Homeを借りてみたのです。 | almostdead

いろいろ試してみたところ、
やっぱり速度はあまり出ないことがわかり
今回はWiMAXを見送る形に。

しょうがないので、固定回線を引くことにしました。

固定回線を引くのはいいのですけど、
今まではモバイルルーター環境だったので、
固定型のルーターが手元にありません。

「でも今ルーター買うのって802.11ac控えてるし、
なんか微妙だなぁ…」と、なるべく安く済ませたかったところ
「そういえば、出張なんかでホテルへ持っていく用の
小さくて安いルーターがあったような?」ということを思い出して検索。

いくつか商品があったのですが、
今回はプラネックスの「ちびファイ MZK-RP150N」
というモデルを買うことにしました。
2200円くらいでした。

■Wi-Fiルータ|MZK-RP150N|PLANEX






さてさて、早速開封してみます。

同梱物は、「本体」「LANケーブル」
「microUSBケーブル」の3つというシンプルなもの。

もう写真で見て分かると思うのですが、
本体は無茶苦茶小さいです。
LANケーブルの端子が異様に大きく見えるくらい。






マンガと比較するとこれくらい。






厚さもだいたいこれくらいです。






手にすっぽり収まってしまうくらいのサイズで
すごくかわいいです!






早速設置。

固定回線用の機材の方が
圧倒的に大きいです。

一応、この小ささでも「有線LAN100Mbps」と
「IEEE802.11b/g/n」対応で必要充分といったところ。

注意点としてはUSB電源が同梱されていないので
別途用意する必要があります。
今は百均でも買える時代なので
そこまで困る問題でもないかもですね。






裏面には設定が書かれているのですけど、
ここで一つ注意点があります。

無線LANでつなぐ際に
パスワードを求められるのですが、
こちらに書いてあるパスワードでは通りません。

説明書をよく見るとわかるのですけど、
無線用のパスワード初期値は
「12345678」というもので、
これをきちんと覚えていないと
僕みたいに10分ほど詰まってしまうことになります。

普通、こういった製品は
本体に書いてあるパスワードで
するりと通るイメージがあったので
ちょっと戸惑ってしまいました。
ちゃんと説明書を読まないとダメですね。

逆に、説明書にはパスワードが書かれているので
ある意味脆弱性のある初期値かもしれませんから
即時設定変更することをオススメしますです。

一度接続してしまえば
そんなに詰まることもなく
問題なく使えています。






固定回線を引くと、どうしてもその周りがごちゃついてしまいますね。
モバイルルーターのメリットはこういった部分が
すっきりするところもあったので
あまり速さを求めないのであれば
またWiMAXに戻りたいなぁと思います。

さてさて、そんな感じで「ちびファイ」のレビューでした。

本格的なルーターを買えば、例えば
「USBでNAS機能」だとか
「強力な無線で家全体をカバー!」とか
いろんなメリットはあるのですけど、
僕的なデメリットとして「本体とアダプタがかさばる」のと
「いいやつは値段が1万弱してしまう」というのがあって
今回は、この安くて小さくて取り回しのいいものを購入しました。

シンプルで安いので、
「とりあえず無線LANの機能だけ欲しい」という方にも
すごくオススメの製品だったりします。

先に書いたとおり、持ち運び前提で作られたような製品ですけど
この小ささと、USB給電でアダプタいらずのかさばらなさは
自宅用にもすごくあっていると思います。
気になる方は是非是非です!




PLANEX 無線LANルーター ちびファイ 150Mbps MZK-RP150N
プラネックス (2011-04-28)
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