■35 NHK杯 | almostdead
前にNHK杯将棋について
すこし書いていたところ。
昨日の放送で橋本さんがやらかしていて
すっごい盛り上がっていました。
■2ch名人 : ハッシー「羽生さん?強いよね」
良くネタにされる橋本さんなのですが、
実力はすごくて今期はA級に在籍しています。
A級を簡単に説明すると200人以上いるプロのなかで
上位10名だけが在籍できるクラス。
1年かけて総当たり戦を行い、1位の棋士が
名人戦への挑戦権を獲得できる仕組みです。
A級以下、B1、B2、C1、C2、フリークラスと続きます。
新しくプロ棋士になった方はC級2組からのスタートなので
最短で名人を取るのに5年かかる計算。
B1は脂ののった棋士が昇級をかけてしのぎを削っていて
その中で勝ち抜くのは容易なことではなく、
本当に実力がないとA級にたどり着くことはできません。
そのA級棋士のインタビューが上の動画です。
橋本さんはこうやって飄々としてはいますが
礼儀正しくファンサービスにも熱心で
それでいて将棋も強いので
いろんな意味でみんなに愛されています。
A級に昇級してからは
残念ながら連敗続きなので
自身最悪を更新しているそう。
しかしながらここ2年、竜王戦のランキングとトーナメントでは
羽生さんと対局して勝ちを収めていたりしていて
今回のNHK杯対局もすごく楽しみでした。
結果は残念ながら負けてしまいましたが、
中盤のねじりあいはすごく迫力あって
橋本さんが押していたと思います。
しかし、形勢が悪くなっても
食らいついていた
羽生さんの香打ちから
なんかよくわからないうちに
ひっくり返ってしまいました。
勝敗はあれでしたけど
内容は充実したすごく良い将棋で
見応えのあるものだったと思います。
これからもいろんな意味で
将棋界を盛り上げて欲しい
橋本崇載八段のお話でした。
「 将棋 」一覧
35 NHK杯
30秒将棋に頭脳全開の松尾さん。
すんごい迫力で盤上を見てたけど
不意になんかかわいい表情になった太地さん。
というわけで、ここ3年くらいNHK杯将棋を見るのが
日曜の楽しみになっています。
すんごい面白いです!
NHK杯将棋は1年かけて開催される
トーナメント戦の将棋で、
毎週1対局ずつの放送になっています。
番組自体は1時間半と長い時間なのですけど
将棋としてはかなり短い時間で決着がつきます。
後半になると持ち時間が一手30秒になって
本当にギリギリの戦いになるので
見てるこちらもドキドキするほどの
緊張感があってたまらないです!
今週の対局も白熱したものになって
すごくおもしろかったです。
中村太地さんは先日の棋聖戦では挑戦者になり
羽生さんとがっつり対局していて、
その様子はニコ生でも放送にされていました。
結果は3タテで負けてしまったのですけど
内容はすごく力強く、若く実直なもので
試合をわかせていたと思います。
さて、内容もさることながら
今回の少し話題になったのが
対局前のインタビュー。
今年、将棋界隈では「序盤、中盤、終盤、隙がない」という
言い回しが大変苦笑い的に流行していて
今回、太地さんが冒頭のインタビューで口にした際、
割と界隈に激震がはしっていたりしました。
解説の木村八段も「どっかで聞いたことありますね」と
微妙な空気になっていたのがすごく面白かったです。
こちらが今回のインタビュー。
余談ですが木村てんてーの解説は軽快で
でも内容はしっかりしていてすごく楽しいです!
で、問題の言い回し。
リアルタイムで見ていたのですが
普通に噴きだしてしまいました。
佐藤さんずるい…!
■佐藤紳哉 – Google 検索
普通に髪型オンオフしてるのもずるい!!
■Twitter / banibanilla: 今日のNHK杯観ていただいた方、ありがとうございまし …
放送後、太地さんがツイートされていて
それもまたおもしろかったです。
と、そんな感じで
最近将棋がすごく面白いよーという話でした。
もっぱら見る専なのですけど
太地さんをはじめ、20代前半の若い棋士の方の
活躍がめざましくなってきていたり、
かと思えば所謂「羽生世代」と言われる棋士の方々も
ますます強力になっていってたりで目が離せません。
ちょっと取っつきにくいかもしれないですけど、
すごく面白いので皆さんも是非将棋に触れられてみてください!